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『うつヌケ』所感

えもりんの備忘録2020年6月13日
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すっかりサボり癖が付いちゃいました。

過去を振り返ってみると、小学生時代の夏休みの毎日日記は三日で終わってました。正真正銘の三日坊主。
流石に大人になってからは、1週間は続けられるようになったけど、YouTubeの毎日投稿もぴったり1週間で頓挫しました。
mixiやブログなんかもやってはみるけど、続けても1週間から1ヶ月くらいかな?

そんな中、今回のnoteは駄文とは言え2ヶ月弱続いたから、まぁ頑張った方ではないかと。この歳でも成長してる自分を褒めてあげたいと思います。
自分に甘いというご指摘は甘んじて受け容れますが…w

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田中圭一さんの漫画『うつヌケ』を読みました。

※アフィリエイトリンクではありません。

『ツレがうつになりまして。』とか吾妻ひでおさんの『失踪日記』とか、漫画家が描く実録漫画作品は名作が多いですが、それらの作品が作家個人視点からの描写に終始してるのに比べて、『うつヌケ』はインタビュー集になっているので、幅広い視点が持てるのが良いです。『だめんず・うぉ~か~』に通ずる系譜ですね。

本書には色んな症例が出てくる事で、ぼんやりと一般的な法則性みたいなものが見えてきます。気候で「突然リターン」のスイッチが入ったり、ある程度予測して対応できるようになったりとかは、ウツでない自分にも思い当たる節があります。

自分に関して言えば、双極性障害とまではいかないまでも、浮いてる時は今年の4月のように「なんでもやってみよう!」みたいなモードになって、多幸感、万能感に包まれておりましたが、沈んでる時は今のような若干無気力状態になります。
でも自分ももう50年この性格と付き合っているので、沈みがあるのはわかってたし、またこの「沈みのトンネル」を抜けた後の風景や結果もある程度予想できるようになりました。

『うつヌケ』の一番最後にも「白い歯車」と「黒い歯車」のエピソードが出てきます。波の頂上にいると「白い歯車」が面白いように上手く連動するんですよね。「黒い歯車」が回りだすと、とたんにギクシャクした感じになります。

でもそんな時は抗わない事が大事だと、経験上思います。『うつヌケ』内でもゆうきゆう先生が仰ってました。無駄な抵抗をせずに「人生の自習時間」と考える事。
今まで経験的に感じてること、獲得してきた答えの答え合わせを、本書でさせてもらったような気がします。
そしてみんな多かれ少なかれ、同じなんだと思います。波乗りのように浮いたり沈んだりを繰り返し生きるもんなんですよね。

長期スパンでみれば、多分40年後は自分も死んでるだろうし、病気にもなるでしょう。今やりたい事がやれる幸せ。それを感じつつ、これからもマイペースで続けていきたいと思ってます。

あ!マイペースでやりたいって、三日坊主で終わった毎日日記の最後の反省文で書いたわ…
三つ子の魂百まで。
人間、50年生きてもなにも変わらないんんだなぁ…w

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本日のまとめ

にんげんだもの
みつを。

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