『トルコ至宝展』を観てきました
オスマン帝国の財力の程を見せつけられた感、ハンパなし(笑)
さすがの羽振りの良さとでも申しましょうか。
だけど、それよりなにより。
職人さんは凄いなあ、って実感できる展示会でした。
トルコと言えば絨毯とタイル。
意匠の面白さや織りの美しさは、分かっていても素晴らしいです。
当たり前だけど、手描きだし、手織りなんだよなあ・・・とドキドキいたしました。
金細工類も凄かった。
純粋に宝石の大きさにもドキドキしたんですけれど。
まあ、もう、ザラのチップを石留めしてたりとか、彫金の打ち出しの細かさとかで、「ひえーっ」が盛りだくさん。
とにかく細工に空白がないんですよ。
飽和状態。
ドキドキしました。
トルコとオスマン帝国は正確には違いますけど。
ああいうの見せられちゃうと、ちょっと行きたくなっちゃいます。
とりあえず食べ物美味しいもんなあ、トルコ。
ヨーロッパが宗教戦争でワヤワヤやってる頃。
オスマン帝国が領土拡大していたことくらいしか知らなかったので。
時の権力者スルタン・スレイマン1世がチューリップを愛したとかって話を聞くと、花オタクとしてはトキメキ度加算です。
かのチューリップ熱とかも、スルタンのチューリップ愛が加速の一助をしていたのかもなあ。
きっとそうだなあ、とか。
想像するだに面白く。
歴史好きの血も少しばかり騒いだりして。
チューリップというと、日本ではトライアンフが人気があるように思いますが。
トプカプのチューリップは、デザインを見る限りパーロットが多くて、そのあたりも興味深いなあと思いました。
ちなみに下のポスターの、ピンクのほうがトライアンフ型。
赤いのがパーロット型。
あんまり凄いポスターなので、思わず撮っちゃったんだけど、混んでて手ブレてしまったことだよ。
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