3ヶ月

お母さんがこの世から旅立って3ヶ月が経ちました。
まだ、3ヶ月、という感じ。
1日、1日がとても長い。

カレーパーティを経て、お母さんが入院してからの事はまた後日に書こうと思います。なんだか、とてもまだ書く気にはなれなくて。
振り返るのがすごく辛い。

今年のゴールデンウィークは、兄家族と東北へ。
あれからお父さんとおじいちゃん、猫2匹で仲良く暮らしております。
お父さん。寂しくない?寂しくないはずないよね。
それに毎日家事しておじいちゃんのお世話もして、猫たちの面倒もみて、大変じゃない?
わたしは心配な思いをそのままお父さんに伝えてみました。
「大変というか…、おじいちゃんがいてくれて、良かったと思うよ。ひとりだったら…その方が、きつかったろうなぁ」
そっか、そうか。
ちょっとだけ、安心した。

わたしも少しでもお父さんが楽できるように!
お洗濯とお料理を少々。。しかし今までは甘えっぱなしだったなぁ。実家なんて。
黙っててもお母さんのご飯が出てきて、洗濯されたお洋服が返ってくるのが当たり前だった。
うちのお母さんは兄嫁にも家事とかやらせたりしなかった。「うちに来てる時くらい、ゆっくりしてほしい」ってよく言っていた。
わたしもどっぷり甘えまくっていた。ワガママな娘だったなぁ。
でもこれからはたくさん家事もしよう。本当はお母さんが元気な頃からそうするべきだったのかもしれない。でももうそれは言いっこなし。
これからは実家ではお母さんの代わりになれるくらいに頑張ろう。

お母さんのお墓参りもしてきました。今まで、正直お墓参りというものをそんなに重要視していませんでした。
でも今回きちんとお花を買って、墓石を綺麗に洗ってお線香を上げてお墓に手を合わせて、初めてお墓参りの大切さを身をもって痛感できました。
「千の風になって」という歌があります。わたしのお墓の前で泣かないでください、そこにわたしはいません、眠ってなんかいません、という歌詞がとても印象的です。
わたしも、お母さんはここにはいないんだろうな、と思います。お骨は納めてあるけど、魂は別のところにいるのかも、と。
それでも墓石をゴシゴシ磨きましたし、お花はお母さんが好きな明るい色のものにしました。手を合わせた時に心の中でお母さんにたくさん語りかけました。お母さん、会いにきたよ、と。
家に帰れば遺影に語りかけます。遺影がそばにない時は、心で語りかけます。お母さんは、もうわたしが語りかけたいところに居てくれる存在なんだと、ようやく思えるようになってきました。
もちろんまだまだ悲しくて寂しくて、つらいです。会いたいし、声が聞きたい。
でも、いつでも心で語りかけてもいいんだ。
どうしても苦しい時には、お墓に行ったらいいんだ。
そばにいてくれているんだ
そう思えるようになってきました。

3ヶ月。そしてもうすぐ百箇日を迎えます。
本当に少しずつですが、
前に進んでいるような気がします。

#お母さん #月命日 #ゴールデンウィーク #家族 #お墓参り #千の風になって

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?