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vol・13「スーパーマリオブラザーズワンダー」


概要

Wii Uの2Dマリオから10年以上の歳月を経てSwitchで発売された新作2Dマリオです。

冒険の舞台はフラワー王国、いつものようにクッパが現れてワンダーフラワーを奪って行きます。
ただし今作はピーチもデイジーもさらわれません、プレイ可能な仲間になっています。
ヨッシーやトッテンも使用可能で、過去作と比較して、最も多くのキャラクターから選択してプレイすることができる作品になっています。


内容

キャラクターデザインは刷新されているものの基本的なシステムやアクションは歴代のマリオを踏襲しており、経験者はすんなりとゲームに入っていけるようになっています。

映画スーパーマリオブラザーズの影響が少なからずあるのか、個人的には敵キャラを含め少し海外を意識したようなゲームデザインになっているのかなと感じました。

パワーアップアイテムはゾウマリオや泡マリオなどが新しく追加されています。これらに関しては個人的には特に解説の必要性を感じませんでしたので、バッジシステムとワンダーフラワーについて詳しく書いていきたいと思います。

まずはバッジについてですが、それぞれ能力の異なったバッジがいくつも存在し、プレイヤーがそれらの中から1つを選んでステージに入ることができます。
基本的には初心者救済措置の意味合いが大きいと思われます。
ジャンプ後の落下速度を和らげるものであったり、水中での操作性を向上させるもの、穴に落ちても1度復帰できるものなどです。
しかし中には、透明になったり、バネマリオのように常に飛び跳ねているものなど明らかに操作性が悪くなり、不便なものも存在します。
同じステージでもバッジを変えることで新たな遊びができるような工夫になっているのだと思います。

上記のシステムもあってか、ゲーム自体の難易度はそこまで高くない印象を受けました。

次に、タイトルにも名前が入っているワンダーフラワーについてです。
今作の目玉システムと言っても過言ではないでしょう。
各ステージに配置されたワンダーフラワーというアイテムに触れると、ステージに合わせたワンダーな状況に変化していきます。
例を挙げると、ステージの地形そのものが変わるものや、操作性がガラッと変わるもの、ゲームの視点が変わるものなど様々です。驚くべきごとは、全てのステージで違った演出が用意されている点です。
ワンダーフラワーを取得しなくてもゴールすることは可能ですが、先に進むためのアイテムも得られますし、基本的にはとって進むのが吉でしょう。

オンラインで助け合いをしながらすすむモードもあるようですが、私は未プレイの為そちらについては記述を控えさせていただきます。


感想

最新マリオの方向性を色々と感じた1作となりました。デザインもそうですが、喋る花なども登場したりして、ボイスの活用が昔よりも増えて全体的に賑やかで華やかなゲームに進化したと感じました。

そして、私は未プレイではありますが、マリオの2Dアクションでネット同時プレイという試みがなされたことは今後の進化が非常に楽しみであります。
作品のクオリティ自体はマリオ王道らしく素晴らしく安定感のあるゲームに仕上がっていると思います。
追加コンテンツが今後配信されても面白いかなとも感じました。

難易度 ★★★
内容量 ★★★
操作性 ★★★★
お薦め度 ★★★★

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