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コロナ下での帰国(上海→東京)記録①  「事前準備から搭乗まで」

中国から日本への帰国について、後に帰国されるみなさまの役に立てばと記事に残しておきます。但し、ルールは2021年4月4日段階のものなのでこれから帰国する方は、最新のルールをご確認くださいね。

帰国1週間前:航空会社からメールが届きました

帰国日の1週間前に航空会社からメールが届きます
今回はANAでの帰国となったため参考までに内容を抜粋しておきます。
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【重要】日本に帰国/入国される皆様へ(検査証明書の提出について)

変異株による感染が海外において拡大していることを踏まえ、政府の水際対策が一層強化されることとなりました。以下の措置を講じられます。
・全ての入国者(日本人を含む)は出国前72時間以内の検査証明書を提出
・検査証明書を提出できない方は、日本への上陸が認められない
・検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗がでない
・証明書取得が困難かつ真にやむを得ない場合は出発地の在外公館に相談

詳しくは、厚生労働省ホームページにてご確認をお願いします。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
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この厚生労働省ホームページを見ると、「水際対策に係る新たな措置について」と題して、帰国時に必要な3つの準備が記載されています。このページの指示に沿って、帰国準備をしていきました。

帰国3日前:PCR検査(ここだけ注意!)

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搭乗72時間以内のPCR検査陰性証明書の準備です。現在中国で仕事をしている人は、上海から北京への国内出張など移動時にPCR検査を経験しているかと思います。その時に、病院で発行される通常の検査結果を記載した証明書ではなく、厚労省が指定したフォーマットに記載してもらい病院の捺印が必要です。この捺印が注意しなくてはならないポイントです。私が検査を受けた病院では、土日も検査と結果証明書の発行は出来るのですが、検査結果に捺印する部署は土日休みと言われてしまい、以下のようなギリギリのスケジュールで動きました。
4/8(木)14:00 病院でPCR検査
4/9(金)14:00 捺印した陰性証明書の受取
4/11(日)13:00 飛行機に搭乗
「搭乗72時間以内の検査結果」×「日曜日13:00のフライト」となると、木曜日13:00~金曜日12:00の間にPCR検査を受け、金曜日の夕方までに捺印された陰性証明書を発行してもらわなくてはなりませんでした。病院によって、かかる時間など違いがあるかと思うので、検査前に必ずご確認ください。
また、事前に領事館に「厚労省のフォーマットでなくてはならないのか?」と問い合わせたところ、「基本は従ってください」とお話しされていたので、どうしても出来ない場合は対応策もあるようです。
(厚労省指定フォーマットに捺印をもらった陰性証明書)

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帰国当日:浦東空港での手続き~搭乗

帰国当日、上海市内からリニアで浦東空港に向かいました、リニアって動いているのか?と途中で心配しましたが、運航されています。

空港に着いたら、チェックインカウンターでPCR検査の陰性証明書を提出し、航空券を受取ります。私の場合は、72時間以内のギリギリだったので、チェックインカウンターのスタッフが「この証明書は有効なのか?」など何度も電話で確認していてドキドキしました。

出発ロビーの入り口で「健康状況申告書コードの取得」を求められます。QRコードを読み込み、入力していけば難なく取得できますが、中国語が苦手な方は、ANAチェックインカウンターの周辺に日本語入力用のQRコードがあるため、そちらで先に済ませることをお勧めします。

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チェックインカウンターでチケットを受け取ると同時に、日本入国前の準備事項の書いた案内が渡されます。内容は以下の通りです。
・OEL(位置情報確認アプリ)のインストール
・SkypeまたはWhatsappのインストールとユーザー登録
・スマホの位置情報保存設定
・COCOA(接触確認アプリ)のインストール
以下の厚労省ホームページに記載されているものと一緒です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html

イミグレ・荷物検査は通常通りで、特に変わった点はありません。搭乗ロビーは閑散としていて、発着便も極わずかで、まだまだ国際線が飛んでいないことを実感させられます。免税店・スタバ・ラウンジについては営業しています。

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少し長くなってしまったので、成田空港での入国手続きから、日本での隔離生活については記録②に書き分けます。

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