【映画】ベルヴィル・ランデブー ＠ パルシネマ
【ベルヴィル・ランデブー】
監督：シルヴァン・ショメ
脚本：シルヴァン・ショメ
原作：
音楽：ブノワ・シャレスト
上映時間:80分
：ジャン＝クロード・ドンダ
：ミシェル・ロバン
：モニカ・ヴィエガ
：リナ・ブードロー
：マリ＝ルー・ゴーティエ
：ミシェル・コシュトゥー
製作年度：2002年
製作国：フランス、ベルギー、カナダ
原題：LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE/THE TRIPLETS OF BELLEVILLE/BELLEVILLE RENDEZ-VOUS
2022/12/20
※ネタバレ注意※
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凄い、何だこれ!!
びっくりするほど、何だこれな映画『ベルヴィル・ランデブー』を観てきました。
本当に、何が主題か今一分からないのに、先が気になってしまいます。
両親を亡くした少年が、線路脇の細長い家に住むお婆ちゃんに育てられる話なのですが、お婆ちゃんは孫を喜ばせようと子供の好きそうなものを色々とプレゼントします。しかし、孫が欲しかったのは、両親の写真と共に写っている自転車でした。
この自転車のプレゼントがきっかけで、凄い練習を続けながら、孫はツール・ド・フランスを目指すまで成長していきます。また、お婆ちゃんもマネージャーとして、孫の健康管理や自転車のバランスまで自力で直してしまうテクを身に付けていました。
そんなある日、ツール・ド・フランスに出場していたはずの孫が忽然と姿を消してしまいます。
お婆ちゃんは、自身の飼っている老犬と共に、誘拐された孫を取り返すべく、人拐いの後を追い続けます。
この映画、主役が孫かと思わせておいて、実はお婆ちゃんの冒険物語なのです。しかも、このお婆ちゃん、とんでもないスーパーお婆ちゃんなので、あり得ない事さえ可能にしてしまいます。
終わってからも、摩訶不思議な空気が辺りに漂ったままの、とても不思議でクセになりそうなアニメーション映画でした。
★★★☆☆