【映画】RRR @ キノシネマ
【RRR】
監督:S・S・ラージャマウリ
脚本:S・S・ラージャマウリ
音楽:M・M・キーラヴァーニ
上映時間:179分
コムラム・ビーム:N・T・ラーマ・ラオ・Jr
ラーマ・ラージュ:ラーム・チャラン
ヴェンカタ:アジャイ・デーヴガン
シータ:アーリヤー・バット
スコット:レイ・スティーヴンソン
キャサリン:アリソン・ドゥーディ
製作年度:2022年
製作国:インド
原題:RRR
2022/11/09
※ネタバレ注意※
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元々、インド映画は好きでよく観るのですが、個人的に筋肉隆々の格闘系映画が苦手で、この映画『RRR』も観に行くことを少し躊躇っていました。
しかし、観たあとは、もっと早く観に行けば良かったと声を大に叫びたい位面白かったです。
長いと心配していた3時間が、あっという間に終わってしまいました。
ストーリーもここまで振り切れていたら、何も突っ込む気持ちが起きません。日本の少年漫画、雑誌のジャンプなんかに見られる世界をそのまま映像にしたらこうなるんじゃないかと思います。
また、都市伝説好きにとっては興味のあるインド神が絡めてあって、現在、日本のYouTubeではこのジャンルが伸びてると聞けば、この時期に日本で上映されるべき映画だったと思います。
ところで、インド映画には歌や踊りが付きものなのですが、劇中で踊られるナートゥダンスが、本当に凄いのです。
主役のビームとラーマが歌い踊り、その場のパーティ会場にいたキャストも踊り歌うのですが、シンプルな振りの中に誇りを感じる凄いダンスです。
このナートゥダンス、どう考えても真似できる人は少そうです。
そういえば、インドは映画大国なので、売れっ子になるには演技だけでなく、歌も踊りも全部出来ないといけなかったと思います。売れたらあちこちから引っ張りだこで、どこででも主役級の役を張るそうです。
この映画『RRR』に主演の2人、N・T・ラーマ・ラオ・ジュニアとラーム・チャランは、テルグ語映画界でもトップスターという訳です。
映画『RRR』の魅力は、一回観終わっても、もう一回観たいと思わせるエネルギー量の高さだと思います。他に、衣装や時代背景の美しさのようなものも感じます。
個人的には、今年一番の映画じゃないかと思っています。
★★★★★