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#31 AI時代に必要な3つの英語力

2022年の到来です!
様々な場面でリモートが定着しつつあり、更にボーダレスな時代になってきました。

英語学習の世界は、自動翻訳・通訳の精度がますます上がり、「もう英語の勉強は不要なのではないの?」という質問も聞きますが、違います。

なぜ違うのか。どう変わるのか。
これから必要になる英語力とともに私の考察を書こうと思います。

このことが何かのお役に立てるとうれしいです。

①自動翻訳・通訳への理解力

自動翻訳・通訳の精度が上がるにつれ、私たちに必要なのは、
それらの英語が、自分の言いたいことになっているのかを判断できる英語力が必要。ということです。

違う場合は訂正ができ、間違っているわけではないけどニュアンスを変えたい時は変えることができる。
そんな判断ができるだけの英語力はなかなかのレベルです。

もはや資格試験は点数のためではなく、英語への理解を深めるものに自分で勉強の仕方もシフトしていかなければなりません。
何かが変わっていくのを待つのではなく、自分から変えていく意識がとても必要だと感じています。

なぜなら資格試験の内容自体は、今でも充分良いと思います。
どう活かすのかは私たち自身にかかっているのです。

②リサーチ力

「理解ができなかった英文がある時、読み解けるように適切な調べ方ができる」能力です。

英語の問題ではなく、文化的な背景や専門知識を知らないために、読み解けないことがあります。
そんな時、日本語で調べていては埒が明かない時もあるので、英語で調べ英語を読んで理解することも必要になってきます。

適切な検索ワードを入れられるセンスも必要ですし、英語で調べて英語を読むのですから、それだけの英語力も必要になってきます。

これはたくさん経験を積むことで感度が上がってくるので、経験を積むことが大切です。
そして、やはり読解力が必要になってきます。

③人間力

これは英語だけではなく、全てにおいて言えることですが、
AIの方が良いと思われた時点でその仕事や役割は(存在していたとしても)不要です。

これは私の持論なのですが、キーワードは「安心」・「癒し」・「前向きなエネルギー」なのかな、と思います。

①の自動翻訳の話だと、本当にあっているのかな?という不安に、人間が大丈夫だと確認することで、安心になる。
体調が不安だな、と思っていたら、看護師さんが励ましてくれた上、専門用語もわかりやすく伝えてくれて、納得して安心した。

逆に人間から「不安」・「不快感」・「ネガティブなパワー」を感じた時点で、それならAIでいいんじゃない?わざわざマイナスな気分を与えられるのであれば、と思う時もあります。

多様性が大事だといわれる時代にも必要なキーワードだと思いますが、みなさんはどう思われますか。

まとめ

ここに書いていることは全て、私ができていることではなく心がけていることです。

よく「AIに取って代わる仕事一覧」というのがありますが、
私は見る度に「取って変わることが可能かもしれないけど、人間がやった方がいいんじゃない?」と思う仕事もあります。

またその業界にいらっしゃる方と話すと「AIに代わるのは不可能だよー。」
というものが一覧に入っていたりもします。
一部は取って代われるけど全てではない、というものも含まれているのだと思います。

そんな時、自分だったらどう思うか、というのを考えて、
必要だと思うスキルを身に着けていくのがサバイバル法かなと思います。

思いがけないことが可能になる時代だからこそ、自分のいる分野についてはしっかり考えて振り回されないようにしたいですね。

一緒にこの波を乗り越えましょう!




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