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#29 英検1級の学習方法4つ

アメリカの大学ではSATの入学審査を廃止するところがでてきました。
SATとは日本でいうセンター試験のような位置づけです。
(従来からセンター試験ほど入学審査の比重は高くないですが…。)

そんなニュースを聞いていると資格試験の活用法も変える時期が来たなと思っています。

そんな折、私が英検で勉強していた方法なんてどうだろう?と思いました。そもそも向き不向きのある方法なのですが、今後の資格試験の勉強には合ってるかも!と思ったのです。

ポイントは、①問題を解くではなく話を理解する。
②4技能に相乗効果が出るように勉強する。

以下からぜひ詳細を読んでみてください。
共感していただける方がいらっしゃったらうれしいです。

①過去問は繰り返し読む

問題を解こうと思うと、まとまった時間が必要ですよね。
そうすると始めることすら遠のくのです・・・

なので、私はリーディングパートは全て本のように読んでいます。
その時にすることは、
①わからない単語に印をつける
②この言い回し素敵!というのがあったら暗記する

③構文が取りづらいのがあれば線を引いておく(何度も読んでるとだんだん理解できるようになる)

もちろん、問題文も選択肢も全部読みます。
文章を読み→問題を読んで→選択肢を読んだ時、
迷ったり、検討がつかなかたり、簡単に答えられたりと、理解度・成長度がわかると思います。

そうしていると、
構文がしっかりとれるようになり、リスニング力も上がる
②知らない単語も文章の流れで理解できる力
がつきます。

そしてリスニングパートは、シャドウィングしています。
歩きながら、家事をしながら、隙間時間にシャドウィングです。

問題文も選択肢も全部シャドウィングするので、知らない単語やいつも詰まるところがわかります。
そしたら気になってくるので、

①スクリプトをチェックして聞き取れなかったところを把握
②覚えたい言い回しがあったら暗記
③構文が取れていなかったところがあれば、すぐ解決

何より2次試験のスピーキング対策にもなります。

②単語帳を読む

パス単の例文部分を読んで、わからない単語をチェックします。
こちらも本のように何度も繰り返し読みます。

1回目は読み取れなかった例文にチェックし、2回目は読み取れなかった例文を中心に、3回目はさらに読み取れなかったものを、ある程度網羅出来たら、また全部を読み直していきます。

パス単はテスト内でよく出る単語が掲載されているので、過去問を読み・シャドウィングしていると、出会いやすい単語です。
なので、定着がとても良くなります。

そうしていくと面白くなってくるのです。
この単語見たことある→でも忘れた→パス単で逆引きしてみるか・・・と能動的になってきます。

単語帳でさえ何度も読み返す理由は、受験級レベルの英文を読み慣れる必要があるからです。
そして単語の使い方も学べるので、エッセイ対策になります。

もしリーディングの文章が面白くない・・・と思う場合は、そもそも日本語の読書経験が不足しています。
普段からちょっと難しめのベストセラーを日本語で読み慣れておくのはおすすめですよ。

例えばこのようの本を楽しく読めるといいですね!

③エッセイ対策

エッセイはまず書き方のルールを知っておかなければいけません。
下リンク内の各受験級のタブをクリックしてもらうと、「ライティングのコツ・ノウハウ」が書いてありますので確認するのがおすすめ。

型を知ったところで、エッセイも模範解答を本のように何度も読みます。
使いたい表現は覚えてしまいます。

④申し込み期限が始まったらすぐ過去問を解く

申し込む価値があるかどうか見極めるために、ここでやっと時間を図って過去問を解きます。
(なので過去問1回分だけは手を付けずにおいてください。
ここでもまとまった時間を取ることが難しい・気が進まない方は、時間を図らず解いていきます。

ここで時間を図って解いた方で6割を超えていたら、本番まで2か月ほどあるので、申し込みます。
時間を図らなかった方は7割は解けておきたいところ。

何度も繰り返し読んでいたら、受験級に対する読むスピード・聞く力はだいぶついているはずです。

私はここでリーディング・リスニング・エッセイの最終調整をします。
2次試験については、1次試験の合格後に最終調整します。
(それまではリスニングパートのシャドウィングのみ)

まとめ

いかがでしょうか。

もちろん試験に受かるためには、問題が解けなければいけません。
でも問題が解けても理解できていないと、合格後が面白くないのです。

実社会で活用しようと思ったら、英語は勉強し続けなければならなく、
準1級に合格したら、新聞が読めるようになった。
1級に合格したら、洋書が読めるようになった。
と実感がなければ、その後の勉強も続かなくなってしまいます。

最近は、テストよりもエッセイが重視されるなど、様々な分野でテクニックよりも実力が問われるようになってきました。

英検は4技能全てが勉強できるので、前向きに取り組むと今の時代にあった実力をつけることができる機会になりますね。






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