noteをノート代わりに
昔からなんでも紙に書いてみないと気がすまない性格でした。
文章を書くのがとても好きでした。
子どもの頃から、友達と話しているなかで会話に出てきた初めて聞く単語や、好きな言葉、相手独特の言い回しやなんかを忘れないうちに指でササッと空に書いてみる。その後の授業中にノートの隅っこに書いて確かめる。なにか違うような気がする。でもどこが違うのかわからない。
話をしている間、友達は明らかに怪訝な顔をしているけれど、その場では何も言わない。でも私のことを見るからに疑いの眼差しで見ている。
家に帰ると辞書でその単語を探して、書き直す。そういうちょっとした癖が私にはありました。
大人になってからは、そういうこともやらないようにしました。それどころか、文章を書くこと自体ぱったりとやめてしまいました。
あれから三十年近くの年月がたち、私はまた文章を書くことを始めました。
安野モヨコさんや、占い師のしいたけさんのしいたけ占いの記事を楽しんで読む日々の中で、自然と私の中にものを書きたいという熱が蓄積されていたのかもしれません。
牡羊座の持ち前の行動力で、電光石火のごとくnoteの会員登録を済ませ、ほくほくしたのもつかの間。
ある問題に気がつきました。
それは、書くことが見つからない、ということでした。
書くべきことが、特にない。見つからない。
パソコンの画面の前で頬杖をついて頭をひねったあげく、目に入ってきたのが、「投稿企画」でした。ほんとうにシステムとか説明とか全然見ちゃいないんですね。困った性格ですね。
それはまあともかくとして、これはとても良い。もってこいです。
私はまたほくほくとしてさっそくサイトにあるバナーをクリックしてみました。
そしてそのテーマをもとに文章を書いていくつかの記事を応募させてもらっています。
書くことで私は自分の中の青春を掘り起こしています。
それはとても幸せな気分です。
ここまで読んでくださった方に、心からの感謝を捧げます。
ありがとうございました。
それではまた。
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