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どんな自分も愛する・どんな時も

 突然ですが「どんな自分も愛する」と聞いたらみなさんは出来そうですか? 

 わりといつだって自分のことは好きだな。と、わたしは最初そう思いました。でも「どんな時も」って意外とむずかしいのです。

 うまくいってる自分を好きになるのはカンタ
ン。だからみんな成功を目指すし、今よりもっと良くなりたい。そうすることで自分で良かったなぁという最高な気分や、自分は優しい人間だなっていう安心を味わいたいものです。
それはいい。


 でも「ひとの気持ちを傷つけてしまった自分」とか「応援に応えられなかった自分」「感情を抑えられなかった自分」とか、
 ダメな時の自分を愛することってできるでしょうか?

 わたしには、息子が一人います。
 彼が上記の状態になっても、わたしはもちろん愛しています。究極の局面に立たされたらどうかは計り知れないけれど、日常レベルではそう。

「今回はうまくいかなかったね、次から頑張ろうよ」
「疲れてるんじゃない? 少しゆっくりして美味しいものでも食べて気分転換しよう!」
「強くならなくていい。そのままのあなたが好きだよ」

こんな声をかけてあげたくなる。

 もしも母親である私にひどい言葉を投げつけたとしても、その奥にある悲しさや願いを汲み取ろうとするし、未来にきっとまた自分を取り戻す彼を信頼して待ってあげるでしょう。


 はたして自分に置き換えてみた時に、自分にはそんな言葉をかけてあげられているでしょうか?
そんな態度を取れるでしょうか?


 私の場合、瞬間的に
「ああなんてことをしたの、まったくそんな姿見たくない」
「やっぱりダメね、しっかりしてよ」
「最低の人間!だれも居なくなって当然だよ」
「弱虫!もっと強くなれ」
と、自分を責めてしまっています。

もしも外にこんな人がいたら、
次に頑張るチカラが出てこないものです。
そう自分の中にいたらもっと。

そしてそんな時に限って、外に同じことをわざわざ伝えてくれる人が現れてしまう。


だから、


だれかに求めるより先に
自分の中に絶対的な味方を作る。

いつでもアナタの味方だよ!
今の言葉は悲しかったよね、ひどいね!
泣いてもいいんだよ。
そのままの感情を感じていいよ。
今はいろんなことができなくてもいい。
そのままのアナタが大好きだよ!
いつも一緒にいるからね!

こんな感じで自分をたくさん応援してあげる。

 ひとむかし前に「自分結婚式」という言葉があったけれど、自分と結婚するつもりでどんな時も自分を大切にしてみませんか。

 それにねオマケの副産物として、自分の中がそうなっていると、周りの人にそういう人が出てくるというのが「投影」という仕組みなんだそうです。


 自分が無条件に愛してくれたら、
また立ち上がれるから。

 失敗を恐れず、誰かの言葉にめげず、
明日の自分を信じられるように、


まずは自分を愛して自分に感謝をして
自分をご機嫌にしよう♪



自分への愛が満タンな人は、
たくさんの人に分け与えることができるから