スモッキング刺繍って何?そのルーツと製法、ブランドの社会貢献をご紹介

こんにちは。EMIU*EMIUの棚瀬です。

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スモッキング刺繍の入ったワンピースよくお召しになっている、英国王室のシャーロット王女。最近では、ルイ王子が叔父のヘンリー王子のお下がりのスモッキングセットアップを着用して話題になりました。
ヨーロッパの王室の子供たちのちょっとしたお出かけ着や公務でも着用されるスモッキングのお洋服は、日本でも大人気!

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ヨーロッパで古くから愛されるスモッキング刺繍は、実はイギリスが発祥。その昔、刺繍は上流階級の教養の一つとされていたため、様々な刺繍技法が発展し、その中の一つがスモッキング刺繍だったと言われています。

ではこのスモッキング刺繍、一体どこの国で作られているのでしょうか・・・?

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答えはマダガスカル。実はマダガスカルは、スモッキング刺繍の品質と繊細さが国際的に賞賛されている国。ヨーロッパのスモッキング刺繍を扱うブランドの多くがマダガスカルの工場を利用しており、当店でお取り扱い中のイギリスのAnnafieフランスのKidiwiも同様です。

その製法についてKidiwi handmadeのインスタグラムに動画が投稿されていました。

スモッキング刺繍の製法はさまざまですが、Kidiwiでは特殊な機械で一気に生地を寄せてギャザーを作り、そこに手作業で刺繍をしていくようです。気が遠くなるような作業ですが、実際に1つのスモッキング刺繍を仕上げるのに最低でも8時間は要すると言われいます・・・!職人が一針一針丁寧に作り上げたものが、遠く離れたマダガスカルからヨーロッパのブランドを経由して、私たちの元に届いているんですね♪

そして、ブランドはこの工場に生産を依頼するだけではなく、従業員とその家族の生活も福利厚生の中で支援する取り組みを行っています。その内容はブランドによって様々ですが、代表的な事例で言うと、医療支援、通勤手段として交通機関を提供、退職後の生活を助けるための寄付など。スモッキング刺繍のお洋服を購入することで、間接的に支援が行えていると思うと、嬉しいですね。

インポートは、日本にはないお洋服を楽しむだけではなく、世界とのつながりやルーツを知って頂くことで、温かみや、思いやりの気持ちが芽生えるのもまた、素晴らしさの一つだと私たちは考えています。

流行廃りのない上品なデザインで、幅広い年代に愛されるスモッキング、お手元に届くまでの物語を知ると、楽しみも増えるかもしれません。

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EMIU*EMIU

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