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『 百花繚乱 (ひゃっかりょうらん) 』

ふと思いうかんだこの言葉。本来の意味とはすこしちがう気がするけれど、花が咲きみだれているのにちがいはない。

4日連続会いに行った桜の樹。家から歩いて数分の場所にある。仕事の前に行けるから、平日にも少し撮りに行っていた。

有名な場所ではないから、いつも自分しかない。時間があるかぎり満足いくまでじっくりといろんな角度で撮らせてもらう。

本当は今日は撮りに行くつもりはなかった。もう3日間撮りに行ったし、天気もあまりよくなかったから、今日はいいかなと思っていた。でも、ふと気になって、やはり訪れてみた。

結果、訪れて大正解だった。今日が満開だった。いつにも増して、ひときわ美しく輝いていた。

桜を撮るようなときなどはよく感じることだけれど、「美しく撮ってね!」と言われている気がする。

写真だからこそ伝わるものがある。撮らせてもらう以上、対象の魅力を最大限に引き出してあげたい。

たぶん、この桜は今日が1年で1番輝いている時だった。とても美しい光景でした。

(トップの画像はすこし切れているから下にも載せます)

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