抑圧された感情

仕事の人間関係に悩んでいる方のお話し。

『職場の隣の人がとても目障りで気になって仕方がない。
マウントを取る方で、でも仕事の質はそれほどでもない。
また、上司は直ぐに怒り「しね」という言葉が出る』
どうにかしてください。との内容でした。

その方の過去を掘り下げていくと
周りの人にいつも邪魔される、
酷い言葉を投げかけられるという
観念がありました。

幼少期からの影響もあって

そういった意識が作り出されていました。

なので体に怒りのエネルギーをたくさん詰め込んでいました。

そういったエネルギーが更に
そのような怒りたくなるような現象を
引き起こしてループになっていました。

その方の本質は冷静で穏やかで、
相手のご要望に応えようとする
惜しみない努力をされる方でした。

だからこそ、その状況はとてもお辛かったと推測しました。

セッションでは
過去をどんどん癒していきました。

すると、今まで押し殺していたものが
堰を切ったように感情と共にあふれ出しました。

感情を抑えることで人間関係を保とうとした結果、
逆に心の中に怒りや不満が蓄積されてしまったのです。

素直に吐き出すことで、
心の中にある不要なエネルギーを
クリアリングしていきました。

このプロセスを通じて、彼は自分自身の感情と向き合い、
心のバランスを取り戻すことができたのです。

日々の感情を素直に表現することの大切さと、
心に蓄積されたエネルギーを解放することの重要性を知り、
彼は職場での人間関係も徐々に改善していきました。

今は目ざわりと思っていた方の言動が気にならなくなり
暴言も聞くことなく、心の安らぎを取り戻しています。