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2ndアルバム、ライナーノーツ。#3 "The One Thing"

令和版・スペイシーソング🪐。

20代半ば頃、夜中に時空を超える体感を
したことがある。
夢じゃなく普通に起きていて
なんらかのきっかけで
意識を飛ばすことになった。

地球の裏側(?)の人と
意思疎通をした経験。
どこの山脈地帯の子供だったんだろう。

ぼくはここにいて、
なにもないけど
すべてがあって
星を見てると
しあわせなんだ。
ぼくと出会えたなら、
そのことを
よく知っていてね。

というようなことを、
言葉もないのに
はっきりと言われたんだよね。

その時、肌で感じたのは
「私はなににも
罪悪感を感じなくていいのだ」
ということだった。

この世にどんなことがあろうと
嘆くのではなく
しあわせで居ろ。
そのことが実は
もっとも幸せに近く
もっとも勇気がいるから。
と。

そしてその時、理解したんだよね。
普通にこの世の中で
想念というものは実在していて
想いというのは馳せれば届くということを。

そこから10年ちょっとの今、
世の中は想念だらけになった。

ネット社会では
目の前に人がいなくても
空気が作られていく。

世論の作られ方が、
「建築物」のような
徐々に出来上がる世界ではなく
「魔法」のように一瞬。

そして、その動きは
画面上で目にも見える。
(内容物である想念は
個々の捉え方で自由に
定義されてるんだけどね。)

そんな中でも
時代をあたたかく前に進めるには
目には見えない
「その本当のところ」を。

その画面に書かれることのない、
その人の深いところの葛藤を。
その大元は愛だということを。

つまり、
どんなに真逆の意見も
すべては愛だとしたら

あなたは傷付かなくてもいいということを。

そんなことを書いた、
うん、
令和版スペイシーソング。🪐🚀

アレンジャー吉野ユウヤの
ぶっとんだ世界観のサウンドも
おたのしみにね。
あなたの目の前にある
宇宙旅行へどうぞ。

The One Thing



孤独な夜に 指先はスマートフォン
簡単に世界中 アクセスが可能
飛び交う情報に おかされる本能
守りたいけど 侵食Surendder

本当に欲しい ものを隠して
再び見つける そんなゲームの途中
争うように 交わされる言論
それさえもLOVE 愛は進化

だからすべてはひとつ
君と僕ともひとつ
The one thing 心に留めたら
なにもかもこわくない 

だからすべて抱いても
なにも矛盾がないのよ
One thing あなたが決めたら
最後までそのひとつ

立ち止まるたび  I feel the 分断
世界は嘘つき そんな気がして

紛いだらけで  Sway
灯る火が照らす   This way
そこに目立つ君 Can’t you see? 
掲げるは魂の美麗 

たとえ私を包む
この世が儚き時も
One thing  抱きしめつづけて
やめないで愛を紡ごう

君も僕もあなたも孤独に光るひとつ星
One thing  夜空にみえたら 
瞬いて合図(サイン?)送ろう

この広いSpace あなたが送る
光線が創る 
無限に産み出す

たとえすべてが消えて 
空(くう)をつかむこの手さえ
One thing どこかの誰かが 
見えない手で包んでる
だからすべてが祈る
僕と遠くの誰かも
One thing 形が違っても
祈りはそうただひとつ

だからすべてはひとつ 
The one thing 
なにもかもこわくない 

だからすべて抱いても
One thing 
最後までそのひとつ

だから孤独は自由 
ひとりのspace誰といても
心に置けたら
あなたに言えたら
あなたが見えたら

p.s.
この曲の歌を録った昨日、
外は雪景色で。
白く光る部屋の外を感じながら

"ひとり"と"宇宙"
"孤独"と"ワンネス"
"分断"と"愛"
"意識"と"無意識"
"現実"と"虚像"
"現世"と"来世"
"内側"の"外側"(と、ではない)

こんなカオスな世界観を
レコーディングする日は
晴れではない気がしていたの。

まさか、雪とは。
でも、白く光る外が
カーテンから漏れてきた時、

この曲の世界に
雫がひとつ落ちるような
ミクロとマクロの間にある
静寂を感じて、
思わず部屋の明かりを落として
レコーディングしたよ。

天の采配も
これまたすべて愛。

愛だけの世界なら
今私たちが見ている
"これは分断だ"と
思っているものも
見直す必要がありそう。

分断の大元は…?

さぁ、
私の中にある
"愛"の定義を
見直そう。


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