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65.ジャイアンリサイタル「あなたのことを私に書かせて」ep.2 ~片倉洋子さん編~

そこに記されていたのは、「for 浜田えみな様」という名前。
こんな素敵な講座を受けたのは、初めてだ。

私のために、用意してくださった資料だということ、私たけのために、今、目の前に座ってくださっているということ。そんなすべてが、この一行で伝わってくる。

なんというホスピタリティ。

資料のスクリーンショットや録音は、開始前の注意事項により、禁じられていたが、この画面だけは撮らせてほしいとお願いした。

洋子さんのおもてなしの心が象徴された一枚。
たった一枚の画面で、洋子さんが、私との時間のために紡いでくれた糸が、一枚の布へと、織りなされていく。

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浜田えみなのジャイアンリサイタルの産物である、5年前に創ったフォト歌集『手のような雨』を、みなさんのジャイアンリサイタルと交換して、その体験を文章にしたいという私の新たなジャイアンリサイタルに賛同してくださり、片倉洋子さんが交換品として披露してくれたのは、「コンテンポラリー風水 ミニミニ講座」だった。

洋子さんは、少し前に、私が行うセッションのモニターに手をあげてくださったので、ズームミーティングでお話するのは二度目だ。

私の仕事の都合で、21:00開始というセッションにも関わらず、ズームミーティングの画面に登場した洋子さんは、

(今から、どこかにお出かけされるのですか?)

と尋ねてしまいそうなほど、よそゆきのいで立ちをして下さっていた。

きちんとお化粧をされ、シンプルだけど品格が漂う黒のセーター、胸元を彩るネックレス。
洋子さんがいる空間は、お客様をお迎えするサロンのような、やさしいあたたかさが漂っていて、尋ねるまでバーチャル背景だと気づかなかった。

日本人が昔から大切に考えてきた美徳、道徳のようなものが、自然に身についていらっしゃる暮らしをされているかたなのだと感じた。

そんな洋子さんに体験していただいた「ひめ神カード」のセッションは、劇的な展開が訪れ、今後の私を大きく変える出来事だったので、了承を得て、名前と詳細をふせて、ブログに書き残した。

だから、洋子さんのジャイアンリサイタルのお申し出はとても嬉しく、ミニミニ講座を披露してくださることを楽しみに臨んだ。
初めての講座だとおっしゃるし、洋子さんは、とにかく謙虚で、何にもできません的なオーラが満載だったので、私も、それを真に受け、心のどこかで「若葉マーク」的な講座なのだろうと感じていた。

(だまされた!!)

〈PCまったく使えません〉的なオーラが、全方向に発散されていると感じていたのは誤りで、洋子さんは、ズームミーティングの共有画面や、ホワイトボードも使いこなす上級者だった(!)

ひめ神カードのモニターセッションをするにあたり、画面共有することをあきらめ、事前に資料を送るスタイルに早々に変更した私とは雲泥の差。

しかし、そんなことよりも何よりも、私は、洋子さんが用意してくださった資料の一枚目を見たとき、胸がいっぱいになってしまった。

スクリーンショット (67)

そこに記されていたのは、「for 浜田えみな様」という名前。
こんな素敵な講座を受けたのは、初めてだ。

私のために、用意してくださった資料だということ、私たけのために、今、目の前に座ってくださっているということ。そんなすべてが、この一行で伝わってくる。

なんというホスピタリティ。

資料のスクリーンショットや録音は、開始前の注意事項により、禁じられていたが、この画面だけは撮らせてほしいとお願いした。

洋子さんのおもてなしの心が象徴された一枚。
たった一枚の画面で、洋子さんが、私との時間のために紡いでくれた糸が、一枚の布へと、織りなされていく。

***

衝撃がやってきたのは、そのあとだった。

(脳ある鷹は、爪を隠しすぎる)

次画面は、洋子さんのプロフィール。
フェイスブックのプロフィールや、名前の前につける肩書が空白な洋子さんの、ただものではない経歴が列挙されていた。

(その豪華さ)

コンテンポラリー風水コンサルタントの資格だけでなく、ルームスタイリストや、ライフオーガナイザーなどの資格とともに、職歴のところには、商社勤務、英語講師と書かれていた。
趣味は、猫の写真撮影、ジャズボーカル。

(商社勤務?)
(英語講師?)
(ジャズシンガー?)

びっくりして、
「洋子さん、英語の先生されていたんですか!?」
と尋ねると、
「5歳から中3まで教えてましたけど」
とあっさり言うのだ。

(日本語は佐賀弁。英語はぺらぺら!?)

「ジャズを歌われるんですか?」と尋ねると、
「英語好きだし、ジャズ好きだから。習っているけど、セッションとかは今はしていないの」
というようなことをおっしゃっていた。

そうなのだ!

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洋子さんのフェイスブックのプロフィール写真を拝見したときに、ただものではないと感じていた。
ダンスか歌をされているのではないかと思い、勝手にシャンソンだと思っていたのだが、

〈ジャズ!〉

「洋子さん、歌ってくださいよ! リサイタル!! 私、聴きたいです! 聴かせてください!」

***

まだ、風水の内容に入っていないのに、表紙とプロフィールで、テンションマックス。

風水講座は、もっとすごかった。
ズームミーティングの機能を使いこなし、落ち着いた口調で、講座をリードする洋子さん。
6時間の内容を30分に凝縮するという、洋子さん曰く「風水のふ」しか伝えられないという限られた時間の中で、これだけは! という大切なことを伝えてくださった。

講座の内容はお伝えできないが、感じたことを書く。

なぜ、家を片付けるのか。
「流れ」という言葉に、グラウンディングを思い出した。

自分の本質とつながるグラウンディングの通り道をさまたげる数々の要因。
傷やマスク。抵抗。恐怖。
そんなものが、部屋に散らかる雑多なものだとしたら。

グラウンディングをさまたげる要因は、排除したほうがいい。

本質とつながったときのあの至福が、居心地のよい居住空間で作ることが可能だとしたら。
できることからやってみようと思わずにはいられない。

風水とは、おもてなしの世界だと感じた。
いちばんのおもてなしは、その家に住まう家族と自分だと、洋子さんは教えてくれた。
いちばんに整えるのは、いちばん長くいる寝室。

先日の、西田久美さんに引いてくださったカードでも、「床にものを置かない」ことがキーだった。

片付けが苦手の浜田えみなに、お掃除大作戦の危機!
いや、おもてなしの流れが、やってきた。

***

片倉洋子さんは、無料の講座とあわせて、有料の講座も展開していく予定だとおっしゃっていた。
洋子さんのおもてなしの世界、おすすめです。

ジャズボーカルも、披露してくれますように。

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浜田えみな





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