14.ひめ神カード講座 アドバンス ~二択のひめ神 いちきしまひめの剣~
いちきしまひめの剣は、へその緒を切る剣を象徴している。
いちきしまひめの次のカードは、「あめのうずめ」
暗闇の中から、躍り出てきて、あまてらすを連れ出し、光をとりもどすひめ神だ。
〈大好きで、何もかも忘れて夢中になれることが、世界に光を与え、まわりを幸せにする〉
そんな自分を誕生させる、いちきしまひめの剣。
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日本神話、日本の知恵を伝え、「ひめ神カード」を使って女性性開花のサポートをする「ひめリーダー」をめざし、4名の仲間と、日々研鑽中。ひめ神愛マックス スピプロ10期の浜田えみなです。
ひめ神カードでできることは、現在、5つ。
その1 ひめメッセージ1枚引き 〈今、必要なひめ神〉
その2 ひめメッセージ2枚引き 〈2択できいてみたいこと〉
その3 ひめメッセージ2枚引き 〈気になるあの人のタイプと対処法〉
その4 ひめむすび
その4 まなむすび
アドバンス講座では、モニターセッションで発掘した原石のかけらを、山下弘司先生、前田大介さんと、ひめリーダーの卵の私たち4人が、あらゆる方向から磨きをかけて、ひめ神の声に耳をすませ、みなさんにお届けできる宝石にしたいと、研鑽しています。
昨夜のアドバンス講座で、新たなセッションが生まれたので、実況レポートします。
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スサノオの剣から生まれた三姉妹のひとり、いちきしまひめは、決めるチカラを持っている。
〈2択のひめ神〉
このカードと、11枚のなかから選んだひめ神カードをシャッフルし、尋ねたいことを意図して、1枚を選ぶ。
この2枚を使ったセッションだ。
たとえば、「やる」か「やらない」を聞きたいと思うとき……。
心の中では「やる」という気持ちが芽生えている。
でも、怖い。
その気持ちに、ひめ神は、よりそう。
いちきしまひめが出たら、「やる」
もう1枚のカードは、やるにあたって、「どういう想いでやるか」をサポートする。
いちきしまひめでなければ、「今はやらない」
もう1枚のカードは、「今すぐに始める前に、ふりかえること」をサポートする。
11枚の中から選ぶひめ神カードは、ひめ神からの贈り物だ。
ともすれば、外側に向けられがちな自分の心を、内側へと導いてくれる。
***
ちょうど、やろうと決めていたことがあったので、ひめ神に尋ねてみることにした。
今年になってから、
(私の魂は、何をしに生まれてきたのだろう?)
ということが、ものすごく気になりはじめている。
気づきたい。目覚めたい。全力投球したい。
真実ではない人生を、送りたくない。
そう思った時、
(この30年間で、やらなかったことをやればいいのでは?)
という考えが浮かんできた。
それが、「小説」を書くことだった。
一度も書いたことがないのではない。
20代後半の数年間、文章修行のコミュニティで、仲間たちと切磋琢磨していた。
毎日書いていたのに、書けなくなった。
書けなくなった時と、結婚が同時期だったので、それから一度も書いていない。
どうしてだろう?
(あまりにも大切なものには、ふれたくない)
(ダメだと、わかりたくない)
そういうことなのだと思う。
だけど、これから先も、ふれないまま、どっちつかずのまま、悶々しながら死ぬのはいやだと思った。
(魂が、何をするために生まれてきたのかを知りたい!)
やったことの中に、答はないと感じている。
だとしたら、やらなかったことの中に、探しに行けばいい。
「小説」を書こう。
そう思った。
ひめ神様に聴いてみた。
いちきしまひめか、もう1枚のひめ神か。
ひらいたカードは、
「くくりひめ」
内心、「いちきしまひめ」が出ると思っていたから、動揺した。
(どうして、「いちきしまひめ」じゃないの?)
そう思いながら、ひめ神を見た。
「くくりひめ」のキーワードは、白の言葉。本音。
(本音?)
本当にやりたいことは、小説じゃない、ということだろうか?
小説はカクレミノで、まだ、浮上していない魂の願いが、奥底に眠っているのだろうか?
やるべきことは、ほかにある?
「小説」に、逃げようとしている?
(やられた)
ひめ神は、深いと思った。
***
グループミーティングで、2班に分かれて、セッションを行うことになった。
どうしようか迷って、同じ質問にした。
(小説を書くか、書かないか)
引いたひめ神は……
いちきしまひめ!
(GOサイン!)
もう1枚のひめ神は……
あまてらすおおみかみ!
「祈りながら書きなさい、ということだね」
山下先生が、そう言ってくださった。
(祈りの中で書く)
「ひとりでがんばらないで、まわりに助けてもらってね」
(そうだ! そうなんだ!)
あまてらすは、ひとりでやろうとして、自信を失い、挫折を感じて、天岩戸にひきこもってしまう。
書けなくなって、とじこもって、コミュニティに参加しなくなった私と同じだった。
あまてらすを天岩戸から引き出したのは、八百万の神々たち。
私は、岩戸にとじこもったままだ。
(ひとりでがんばらなくていい)
(助けを求めていい)
30年前に、できなかったことだ。
(やらなかったことをやる)
それは、仲間とともに進むこと。
気がつけば、仲間に囲まれている。
***
くくりひめのカードが、伝えてくれたのは、「白の言葉」の大切さ。
「白」であること。素直。浄化。愛を伝える気持ち。
魂が伝えたがっていることに、つながる。
ハートが伝えたがっていることに、つながる。
伝え手として大切にすることを、問いかけてくれたのだと気づいた。
そのことに気づけたら、次のステージがはじまる。
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いちきしまひめの剣は、へその緒を切る剣を象徴している。
いちきしまひめの次のカードは、「あめのうずめ」
暗闇の中から、躍り出てきて、あまてらすを連れ出し、光をとりもどすひめ神だ。
あめのうずめは、「白」そのもの。
〈大好きで、何もかも忘れて夢中になれることが、世界に光を与え、まわりを幸せにする〉
そんな自分を誕生させる、いちきしまひめの剣。
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ひめ神カードは、答を外に求めるのではなく、内側にひらいていくサポートをしてくれる。
自分の心を深くみつめ、あたため、ほどかれたものを、ていねいに感じて、ふくらませていく。
その過程に、ひめ神たちが持っている、愛の記憶が呼び起こされていく。
ひめ神カードのセッション、体験しませんか?
12月5日に、zoomを使って、山下弘司先生の講話と、ひめリーダーたちの公開セッションを行います。
詳細が決まりしだい、ご案内します。
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ことばで温泉を湧き出させる
湯治の専門家 浜田えみな
スピプロ10期
(初出 FB 2020.10.31)
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