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着物の格を分別できない蓮池かえるの発言を検証する1

蓮池かえるは着付講師を自称する 着付師ですが、それは着物の格が判らない事からも断言できるでしょう。

なぜ着物の格を分別する能力がないと断言するのか?それは蓮池が植物の種類を見分ける知識がないからです。

着物にはよく植物が描かれていますが、植物の種類によって着物の格が変わってきてしまいます。Aだと思っていた物がBだった場合、Aなら格高い柄だという一般的な通念に基づいていいお席に着て行って、さほど格の高くないBとして多くの人がその人の着ている着物の柄を認識した場合、その人は場所柄に相応しくない装いで出席してしまう事になってしまいます。

着付師はお客さまが出席されるお席と着せ付ける品とがチグハグであった場合、お客さまにその旨をお知らせする事も仕事です。

しかし蓮池にはそれができないという事をこれから皆さんにお伝えしていこうと思います。今回は蓮池が着物の柄、こと植物について見分ける能力がない事を検証していきましょう。

蓮池は自分でアカウントのサムネイル(何故か蓮池はサムネイルの事をアイコンと言いますが、正しくはサムネイルです。サムネイルという言葉を知らないのでしょう。バカで笑えますね)を自分で用意したと言っていますが、これは本当の事でしょうか?

と、言うのも、蓮池がサムネイルに使用しているあの花は「蓮」ではないからです。

蓮というのは大抵、最低でも根から1m、種類によっては2mは茎を伸ばして葉や花をつけるのです。水面に葉を浮かせる事もなければ水面近くで花を咲かせる事もありません。

また、蓮という名前の由来とも言われる「ハチス」はその特徴的な花托から名付けられたように、蜂の巣のような形状の器官が花びらの中に収まっているのがいわゆる「蓮」なのです。

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蓮池のサムネイルの写真をよくご覧ください。水面からどのくらいの位置に葉や花をつけているでしょうか?また「ハチス」は確認できますか?葉の形状も全く違いますね?

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皆さんもうお解りのように、この写真は蓮ではありません。大体の方はもう何かお解りですね?

結論から申し上げると、蓮池のサムネイルに使われている植物は睡蓮です。日本ではずっと未草と呼ばれてきましたが、着物の柄に採用される事がほとんどないですね。なので睡蓮がお好きで、作家さんに睡蓮モチーフのお着物や帯をお願いされた場合、式まではちょっと厳しく、パーティーくらいにお召しになった方がいいと思います。

蓮も仏事に着る着物には使われますが、これが睡蓮では全く式に着ていく格は備えない着物になってしまいます。

続いてこちらの発言をご覧ください。
蓮池に頑張って意見されていたアカウントさんがおられました。その方についての蓮池の感想です。

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https://mobile.twitter.com/search?q=(from%3Ablocked_by_SNO)%20until%3A2020-11-18%20since%3A2020-11-17&src=typed_query&f=live

バラアイコンとは、つまりこの方のサムネイルが薔薇だと言ってる訳ですね。
しかしこの花は薔薇でしょうか?

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パッと見、薔薇のように見えなくもないですが、このお花の左下に線で色んな方向にサッサっと引かれた線が見えると思います。この線画が何か皆さんはご存知でしょうか?

この線画は着物の柄によく出てくるモチーフなんです。名前は後でご案内します。この柄が出てくるという事は、着物の柄としてはこういう場面が描かれていて、すなわち薔薇のように見えるこの花はアレだな?と、すぐに判別できなければ、着物の格を判断する能力がないという事になります。

この花は何か?そろそろ皆さんお気づきだと思いますが、一応申し上げますね?答は「牡丹」ですね。牡丹と薔薇では着物の格が全然変わってきてしまいます。◯花の◯と言われるくらいですから、牡丹の格の高さは間違いないですね。

対して薔薇は、日本原種のものは一重で花芯が見えるものしかなく、見た目は桜とほとんど一緒です。雅な人に愛でられる事も少なかったので着物の柄に採用される事もほとんどありません。

薔薇が着物の柄として使われるのは大正時代あたりからです。八重咲きの、牡丹のように花びらがもりもりした栽培品種が日本に渡ってきたのは江戸末期で、一般の人がよく見るようになるのは明治時代になって堂々と輸入できるようになって暫くしてからですから。

植物によって着物の格が変わるのは、その植物がどのように扱われてきたか、という歴史によって変わってきます。歴史が浅いものは格高く着られる事はありません。

こうやって覚えていくと、柄の格の高い低いがすんなり入ってきて、難しくて覚えられないという事もなくなるかな?という方法をご案内します。

日本人にとっては、長らく

これ以降は蓮池かえるを黙らせた後、無料公開に切り替えます。

一般の着物ユーザーさんにはぜひお伝えしたいところですが、人の知識をさも自分が苦学して得た知識のようにひけらかす、前から知っているとうそぶいて自分の手柄のように吹聴する、蓮池かえるのような着付け講師を自称するネットストーカーがいますので、お伝えできずに心苦しいです。
悪質ネットストーカーに盗用されずに皆さんにお伝えできる何かいい案がございましたらお教えください。

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