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上手なあなたが好きなわけではない


今はまだ
よちよち歩きかもしれないけど…


心に従って生きるを実行中の私に
カウンセラーさんがかけた言葉が
なんとなく心に残った。


よちよち歩き…


そうか
私はようやく歩きはじめたのか。


歩いたことのない赤ちゃんが
ようやく立って歩くように


私も今
心を指針に生きていくという
初めての経験をしようとしている。


だけど初めての経験なので
上手く歩けなくて、前に進めなくて
すぐに前のようにハイハイするけど


それでも「一人で立つ」
ということに向かって


捕まり歩きをしては
前に進もうとしている。


大人たちは
そんな子供を優しく見守り
誰一人として「早く歩け!」
とは言わない。


一生懸命立とうとする子を見て



一秒でも一人で立ったら大喜び
一歩でも前に進んだら大喜び


一生懸命歩こうとする姿が
愛おしくて愛おしくてたまらない。


いつからか私は
自分に向かって「早く歩け!」
と言うようになっていた。


人には誰しも
よちよち歩きの段階があるのに
それを待たずに「早く進め!」
と呆れ顔で眺めていた。


私だって子供みたいに
一生懸命やってるはずなのに…


初めてのことにビクビク怯えながら
自分なりに立とうとしているのに。


私が立つまで
優しく見守ってくれる人は
きっと私以外にはいない。


甥っ子たちの成長を見守るように
自分自身を見守ることができたなら


私は世界中の誰よりも
私に優しい私になれる。


甥っ子や姪っ子にいつも思う…


上手な絵が見たいのではなく
あなたが描いた絵が見たいの

って。


線が曲がってようが
色がはみ出てようが
あなたが描いた絵が愛おしい。


私は私に上手さや器用さを
求め過ぎていたみたいだ。


よちよち歩きをしている時に
それじゃ全然ダメだよ!って
小さな子を叱ったりはしないのに。


上手いフリをして生きてきたけど
本当はずっとよちよち歩きだった。


上手くなることや成長することより
今の自分を優しく見守ることこそ
私たちには必要なのだと思う。


誰よりも自分に優しくなること。


小さい子供を見守るように
自分自身を眺めてみる。


そこが抜け落ちていたら
運を良くしようが、成功しようが
あなたの心は冷たいままだ。


あなたの心を温めるのは
あなたからの愛情なのだから。


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