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モチベーションの高くなるとき低くなるとき

モチベーションが最も高まるのは、明確な目標を設定した瞬間である。目標の大きさは問題ではなく、ここに向かって進むという意思が固まった瞬間、行動に移す。その中でも、特に大切な人のために動くときは、より一層モチベーションが高まる。例えば家事がその一例だ。家族のためなら、掃除、洗濯、ゴミ捨て、皿洗いなど、後回しにせず、タイミングを見計らって即実施する。その理由は家族に良く思われたい気持ちもあるが、最も大きいのは家族が気持ちよく生活できる環境を整えたいからである。

家事を継続するために、できるだけ負担を減らす工夫も取り入れている。洗濯なら乾燥機付きの洗濯機、掃除のタイミングは風呂上がりすぐに行うようにするなど、効率化を図る。面倒なことは即実施し、やるかやらないかの判断そのものを排除する。悩む時間すら無駄と捉え、悩むことがないように日々工夫している。これが家事だけでなく、仕事にも応用されている。

仕事では、掛けた時間に対しての成果を最大化することを重視している。例えば、資料作成ではマクロを組んで自動化したり、そもそもその作業が必要かどうかを見極める。そして、自分である必要がない仕事は他者に任せ、自分にしかできない部分に注力するようにしている。これは、効率と成果を両立させるためのアプローチである。

一方で、やる気が出ないときには、やらざるを得ない状況を作ることを大切にしている。締切が迫れば、やる気に関係なく取り組むことができる。また、やるべきことを人に宣言することで、その期待に応えなければ信用を失うというプレッシャーを利用して、行動に移す。やる気に頼らないことが、常にパフォーマンスを発揮することに必要なことである。

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