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【私のぜひ紹介したいnoterさん】Izumi Booksさん

以前、私は 師匠のМ氏にグループLINEでこの方のアカウントを紹介された。

М氏は、私にシナリオの勉強を勧めてくれ、元企画者・編集者だが今は亡き人。グループLINEはM氏が声を掛けた数人で作ったものである。

「ねぇ、これ読んでみて」
と、M氏はある日ぽんとこの方を紹介した。

その頃のアカウント名は、現在とは別だが、事情があるだろうから伏せておく。

仮に「Yさん」だったとしておくが、「今のえみちゃんやHさんの実力では書けないだろう。5000文字をすらっと読ませる実力だ」と。

現在、アカウント名を変えても、相互にフォローさせていただいているが、その作品は、AI画像を載せた可愛いらしく美しいものだったり、音楽動画と相合わせて素晴らしい小説だったり……

それが、この間アップされた一作品が私の琴線に触れた。静謐で、静かな文章を読み進んでいくうちに涙がぽろぽろ溢れた。

豊富なボキャブラリーだが、難しい言葉で威勢を張るでもなく、成熟したお人柄が、積み上げた何気ない知識が、様々な言葉を織り上げていく。

世の汚れたマスコミ業界の人間関係から話は入っていき、何気ない人の心の日常。人との関係。愛する人との日常。歴史。気持ち。そして、情景が、涙を流させた。ぽろぽろぽろぽろ溢れる。

愛する人同士が寄り添って生きるとは、見守るとは、愛するとは、そして家族って……

何故か、ぽろぽろと涙が溢れるのだ。

奇をてらっても、大袈裟なエピソードもないのに。






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