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【最終報告書】まちづくり実験室・共創型の場づくりを通じて、地方のまちを豊かにすることはできるのか?

◆実験の目的と背景

今年、静岡県掛川市に誕生した共創型コミュニティレジデンス「the Port kakegawa」を舞台に、新しい働き方LABの運営メンバーであるハマさんを囲んで、国内・海外から集まった研究員がまちづくりに関わっています。

◆検証したいと思っていたこと

発信したコンテンツを通じて、the Port kakegawa 及び 掛川市の認知度&魅力度を上げる。自身のスキルや得意を活かして、認知度の向上と魅力の発信に貢献。
そして第二のホームとなる場所を作り、新しい形の働き方を検証する。

◆研究活動の概要

the Port kakegawaを”実験室”として自由に活用しながら、
まちを豊かにするアイデアをプロジェクトメンバーと一緒に共創する

◆結論と根拠・気づき

<結論と根拠>


「認知度の向上と魅力の発信に貢献できたか?」
結論
→公式コンテンツが完成し、発信することができた。
(コンテンツ発信部・個人 の両方とも)
→認知度の向上はこれからに期待。

<部の活動>

この報告書を執筆している12月15日(金)現在、ラストアクションとして
コンテンツ発信部の「怒涛のnote公開DAYS」が開催されています。

the Port kakegawaの公式note 

この公式noteには、関わったメンバーの執筆記事が順次公開中です!

研究期間の中で行われた活動は、メンバーによってさまざまでした。
ZINEづくり、親子ワーケーション、掛川の温泉地めぐり、ポート周辺MAPのイラスト作成などなど。

その様子が今後、どのような形で広がって
掛川市と、ポートカケガワの地に来るきっかけの後押しとなるのか。
今から楽しみでもあり、その拡散にこれからも協力したいです。


<個人の活動>

そして映像制作を行う私は、ポートメンバーの活動を「現場カメラ」という
立ち位置から捉えた動画制作を行いました。

動画の制作テーマは「現場カメラ」
どんなメンバーが “ポートカケガワ“という場所を作っているのか、掛川のまちづくりに関わっているのか。活動の温度感も含めてご紹介します。


こちらはポートカケガワの公式YouTubeチャンネルにアップロードいただき
いつでも見ることができます!
2分ほどの映像なので、ぜひご覧ください♪

◆研究に関する考察・これから

<考察と反省点>

研究活動がスタートした初夏から冬にかけての6ヶ月間、公式コンテンツとして発表されたものは意外にも少なく、12月のラストスパートで「発信貢献」の目標達成を目指しています。

これには、部全体として抱えた大きな反省点があり
その一つが、その方向性や目的が定まらないまま進んでしまったこと。
そして ”どんなコンテンツ発信をするか” という成果物にフォーカスし過ぎていたことだったと感じています。

わたしが所属するコンテンツ発信部は、ポートカケガワの6つの部門の中で一番所属メンバーの多い部門です。月一のオンライン定例会や拠点ミートアップには全国からメンバーが集まり、対面でのミーティングを行う機会もありました。
しかし、発信の柱になる部分が確立されず「個々の活動」と「公式で発信したいこと」との間に溝ができてしまいました。

<これから>

これまでの反省点をまとめると、複数人でコンテンツ構築を行う際には
必ず以下の点を押さえることが必要だと見えてきます。

「(公式)コンテンツづくり」には発信する目的や、目標を
序盤でしっかり固めて、関わるメンバー内で共有しておくことが最重要。

そして、大事なポイント3点

  1. 集まる時間を増やすこと、コミュニケーションを惜しまない。

  2. 気になる点は、早い段階で解消する。

  3. チームで動く時には、情報共有しやすい仕組みをつくる。

メンバーの活動拠点が全国各地に点在している場合、どうしても個人のオンライン活動が多くなります。情報共有がslackに絞られてくると、言い難いことだったり、後で伝えようとして忘れてしまったことなどちょっとしたミスコミュニケーションが生まれがちです。
こうしたコミュニティ活動の際には、チームでの情報共有方法がスムースにできることに大きな成果ポイントがあると感じました。

◆全体振り返り

<個人の活動:振り返り>

研究の結果、コンテンツ制作・発信の目標は達成することができました。
わたしが活動中に掲げた企画は「ドキュメンタリーショートムービーづくり」

ポートカケガワに集まる人や、場所をつくる人(メンバー)の温度感を伝えたいと思い、制作に取り組みました。

最後には公開できる形で仕上がりましたが、
私自身、この取り組みを通して感じた大きな反省点もあります。

それは、映像の撮影時に被写体の方に許可を取っていなかったこと。
撮影日はポートカケガワ指定企画のミートアップデーだったので
一見すると撮影許可は不要に感じるかもしれません。

でも、一人の映像クリエイターとして考えた時にはやはりそうした心構えや判断が必要だったなと思い、後々反省しました。
ただ、この出来事を通してまたひとつ、プロが持つべき心得を得ることができたので、とても良い経験ができたことは素晴らしい収穫です。

研究機関は終わりましたが、この先もポートカケガワを活動基地のひとつとして
多くの人に広めていきたいと考えています。
そしてまた、現場カメラの続編を作りたい。


まだまだやりたいことは沢山

活動初月に行われた部門ミーティングでは、個々に何をやりたいか、どんなことができるのかmindmapを使用してアイデアブレストを行いました。

キーワードを抜き出して紐づくアイデアをつなげてみたり、掛川に関する情報をピックアップしながら、どんな取り組みができそうかなど。

実は色々と案が出ていました。
今取り組み中のnote企画にも、この中に出てきた企画が入っています。

まだまだ出来ること、取り組めることはたくさんあります。
これからもポートカケガワを盛り上げたい!!

報告は以上です。
ありがとうございました。






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