愛されるより愛することはたのしい
結婚12年目。まだまだわたしの好きは衰えることを知らない。
どうやらわたしは自分が主体性を持って、相手を好きであることが好きらしい。
しかし以前はそんな自分が嫌だった。
わたしばかり愛する熱量が多くて悔しいと感じていた。
わたしが相手のことを想うのと同じぐらいわたしのことも想って欲しかった。
あなたでなくてはダメだと、あなたの代わりはいないと言って欲しかった。
しかしいくら求めても欲しいものはもらえず、
もう自分ばかりが相手を好きでいいやと、ある時、白旗をあげた。
すると、自分が好きな相手と一緒にいられること事態がめちゃめちゃハッピーであることだと気づいた。
自分が好きな相手ならば、一緒に食べられるご飯はおいしいし、たわいもない会話は楽しいし、何より毎日好きって思えるって最高じゃないか。
もう毎日がスペシャル!この奇跡のような日々を存分に味わおうじゃないか!
むしろ自分が主体性を持って相手を好きであるからこそ、感じまくれるしあわせ感。好き好き感。
もう好きであることを我慢しなくていいのだ。存分に好きでいられるのだ。
好きが体から溢れまくってもいいのだ。
もっと素直になっていいのだ。駆け引きなんていらないのだ。
この気持ちを存分に楽しむには相手が必要だが、楽しくなったのは欲しいものを諦め、自分の想いにただ素直になったからだと思う。
人はたった1人で地獄に落ちることができるし、天国に登ることもできるのだ。
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