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大事なことを失わないように・・・

昨日、一昨日は3月最後の休日であり、本来ならば「明るく晴れやかな春休みの真っ最中」だったはずなのに、コロナ禍の自粛要請によって、物々しく落ち着かない2日間だった。

近くのスーパーに行くと、買い出しに来ている人々で店内は混雑している。

地方にいても、東京の物々しい雰囲気がメディアを通して伝染するため、みんなそれぞれにハラハラするか、オロオロするか、イライラするか、ソワソワするか・・・どこか感情的になっているような気がする。

私は、先週のうちに美容院に行き、髪をカットして染めてもらった。

前回のカットから、まだ1ヶ月半しか経っていないけど、今のこの社会の状況を見ていると、今後しばらく美容院に行けなくなるんじゃないか・・・と思ったからだ。

カットしてもらいながら、美容師さんといろいろお喋りした。

今回のお喋りのネタは、やっぱり新型コロナのことで、ここは田舎の小さな町だけど油断は禁物。私たちの身近なところにも、その脅威が迫りつつあることを確認するような、そんな話になった。

あっという間の2時間。

「次、また来店するときには元気で笑顔で会えますように・・・」

「お互いに身体に気をつけましょうね」

と言って別れた。


最初は、自然と消えていくのかな?と楽観的に見ていたけど、世界の様子を見ると、かなりの長期戦になりそうな感じだ。

自粛や巣ごもりも、1ヶ月や2ヶ月の辛抱・・・どころか、1年2年のスパンで見ていかなくてはいけないように思う。

こうなるとマラソンと一緒。

最初に猛ダッシュをしたことで、途中で息切れしてバテてしまい精神的に参ってしまうことがないよう気をつけなくてはいけない。

自分の体力や気力を無駄に使い果たして摩耗しないよう、それらを温存することを心がけて、長期間の自粛生活を乗り越えていくことが大切である。

今こそ真の「忍耐力」と「持久力」を発揮するときだ。

長丁場だから、気持ちもネガティブにならないように、希望や明るさを失わないようにしたい。

きっといつか解放される時がくるのだから、それを信じて、今は少し辛抱する。少し踏ん張ってみる。

しっかり呼吸をして、ゆったり生きる。

急がない。慌てない。無理をしない。

そして笑う。

人として大事なことは失わないように気をつけたいと思う。


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