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からだ・養生・健康のおはなし

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気になる健康のこと、身体のこと、養生について。更年期障害のあれこれ。
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#習慣にしていること

【白斑diary⑪】光線療法を始めて一年が経ったよ~近況報告~

尋常性白斑という病気になって1年6ヵ月。 更に、光線療法という治療を受け始めて、今月でちょうど1年が経った。 【最初はこちら】 【前回の記事はこちら】 ◇ 面倒くさいと感じながらも、毎週一回、律儀にキチンと通い続けている。 前回の記事から半年以上も間が空いてしまったけど、この間、少しだけ変化があった。 まず一つ目が、新しい薬が追加されたこと。 アトピー性皮膚炎用の塗り薬とのこと。だけど、免疫の過剰反応を抑える薬であることから、これを塗って白斑が良くなった例があるそ

梅雨の養生・漢方薬と温灸で健やかに過ごす

毎年この時期になると、梅雨バテするのですが、今年は(お陰様で今のところは…)元気をキープしています。 ちなみに梅雨バテとは、カラダの水捌けが悪くなり、余分な水分が溜まって体調が悪くなる状態のことです。 私は30代の頃からずっと梅雨バテにに悩まされていて、梅雨が明けた後は、そのまま夏バテに移行する…という状態でした。そのため、夏の暑い時は気力と体力を振り絞って、カラダを動かして汗をたっぷりかき、体内の水を排出する…という荒行で、厳しい夏場を乗り越えてきたんですよね。 だけ

【白斑diary】

私のカラダに白斑ができたため、初めて皮膚科を受診したのが8か月前。 その後、光線療法を受けるため、週一で皮膚科に通うようになってから5か月が経った。 最初の頃は、何もかもが新鮮で、毎回ドキドキしながら治療を受けていたけど、最近では何だか習慣化してしまい、目新しさなど全く感じなくなった。今では、ルーティンの一つとして、ただ淡々とこなすだけである。 これって何かに似てるなぁ?と思い返したら、そうだ、「倦怠期」だわ…と気が付いた。 飽きるまではいかないけど、ちょっと面倒なんだ

【白斑diary⑧】お腹のたるみを何とかしたい

今年の夏から、白斑の治療のため、週一回、皮膚科に通っている。 【前回はこちら】 私が受けているのは「光線療法」というもので、先週はトータルで10回目、今日は11回目を施療してもらった。 ◇◇◇ 軟膏を塗り始めて、もう少しで3が月が経つ。今は薬を塗るのにも慣れてきて、手際よくヌリヌリできるようになった。 特にここ数日、朝がメッチャ寒くて気温が一桁台まで下がる。こんな寒い朝は、なるべくテキパキと塗ってしまいたい。 ということで、今朝もササッと薬を塗り、光線療法を受ける

真夜中のお灸タイム ♯習慣にしていること

最近の私の日課は「寝る前のお灸タイム」。 今年の夏から始めたセルフお灸だけど、 今まで、いろいろ試していく中で、最近ようやく「就寝前の静かなひとときに灸を据える」で落ち着いた。 深夜、あとは布団に入るだけ…という状態になったところで、一人静かに、手腕や足脚などのツボにお灸をする。 一箇所につき、約5分くらいだろうか。 もぐさに火が付き、赤く燃えて、独特の香りがする白い煙がスーと立ち昇る。赤く燃えている時は、それほど熱を感じないのに、もぐさが黒く燃え尽きた後、急にジン

【白斑diary④】施療前に日焼け止めクリームを塗る

白斑の治療で週1ペースで皮膚科に通うようになって、早いもので一か月半が経った。 気が付けば、セミの鳴き声が聞こえなくなり、代わりに赤トンボが飛び始めている。 白斑治療…といっても、ビタミンDが入った軟膏を朝と晩に塗り、光線療法(紫外線療法ともいう)を受けに皮膚科へ週一回通うというもの。 これで本当に治るのかな?…と一抹の不安はあるけど、今は信じて頑張るしかない。 ◇ さて、前回のお話では、3回目の光線療法で、紫外線を浴びる時間を長めにしたところ、白斑がないみぞおち部

【白斑diary②】光線療法2回目はコタツの中の焼き魚

この夏から、毎週一回「光線療法」を受けに皮膚科に通っている。 私が通っているクリニックでは「光線療法」と呼んでいるけど、要は紫外線を照射する治療方法なので「紫外線療法」とも言われている。 私は『尋常性白斑』という病気にかかっていて、皮膚の深部にある「メラノサイト」(メラニン色素を作り出す細胞)が、ぽつぽつと消失してしまい、それがどんどん広がっていき、今はカラダの一部分が色抜けして白くなっている。 そこで、この白抜けした部分に特殊な紫外線を当てて、メラノサイト細胞を再生し

首・肩・顔を温める【上半身も温活】

実は私、首肩顔の温活をやっています。 えっ?顔?と驚かれるかもしれませんが、顔も温めると意外と気持ちがいいですよ。   ちなみに「冷え」というと、下半身(足・腰・腹)というイメージが強いですよね。温活というと、下半身を温めるものだと皆さんイメージされると思います。 実は私も、若い頃からずっと冷え性で、特に足が冷えやすかったので、ずっと下半身の冷え対策に取り組んできました。 お陰で今、私の足元はポカポカしています。   ところが、更年期に差し掛かった頃から、足元よりもうんと

腎を補う

漢方薬で養生を始めて3年くらいが経つ。 最初は、更年期の体調不良をなんとかするために始めたのだけど、いつしか「体質改善のため」へと目的が変化していった。 漢方的にいうと、私は瘀血体質(☆)だ。私の母やその兄弟姉妹も似た症状を抱えているので、多分これは大人になってからなったものではなく、生まれた時に親から受け継いだものだと思っている。 そこで、瘀血体質を改善する薬から飲み始めたのだけど、飲み続けていくうちに、そこから「子供のころからずっと胃腸が弱かった」ことに突き当たり、

自分の身体と向き合い運動することは、「子育て」と似ているかもしれない

先日、私は、この本のエクササイズを行ったことで、自分の身体がとても良い感じに変化したことを書きました。 この本と出会う前から、私はいろんなエクササイズを試してやってきたのですが、どれも、どうもしっくりこなかったんですよね。今思えば、過去にやってきた運動は、当時の私の身体にマッチしていなかった、もしくは、負荷が適切では無かった・合っていなかったんだ・・・と思います。過去に水泳などハードな運動をみっちりやってきた身体には物足りなかった・・・ということです。 なので、この本のエ

心の緊張を解いて、身体をリラックスさせよう

今日は月2回のペースで通っているサロンへ行き、マッサージをしてもらいました。 いつもはフェイシャルマッサージ(顔)を主にやってもらうのですが、今回はオプションで足ツボマッサーシもプラス。1ヶ月前の年の瀬に、初めて足ツボマッサージを受けてみて、とても心地よかったので、またお願いしました。 前回、初めての時は、足を施術してもらいながら、 私は身体が冷えている ・・・ということに気づいたんですよね。触ってもらっている間、冷えている箇所が強ばっていて、グッと触れるだけで痛くて

変わっていくことを厭わず、一生愛しく感じていたい

私はもともと目が悪くて、若い頃はずっとコンタクトレンズを使っていた。視力が悪化したのは中学生の頃だ。たいして勉強をしていた訳でもないけど、学年が上がるに従って近視の度数が上がり、更に乱視も入り、黒板の字がどんどん見にくくなっていった。中学高校はメガネを掛けていたけど、大学生になった時、バイト代で初めてコンタクトレンズを買った。それ以降、ずっとコンタクトレンスが私の視力をカバーしてくれた。 しかし30代の終わり頃、毎日レンズを外して洗浄消毒することや、洗浄液を常に買い続けなく