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つれづれ雑記帳

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他のカテゴリーには入らない、とりとめもない日記的なものを、ここに集めました。
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2018年8月の記事一覧

甘い桃

昨日、スーパーで買った地元産の桃。(通称・飛騨桃) それを、今朝、朝ごはんに食べた夫が、 「久しぶりに美味い桃を食った!」 …とたいそうご満悦だった。 へー、そうなんだ。 と、私も桃にしゃぶりつく。 「うっ、うっ、うっ、うまいー!」 確かに甘くておいしかった。 実はチョッピリ固めだったけど、熟れていないのにここまで甘いのって、なかなか無いんじゃない?まさに奇跡の甘さ。 夫は「ここまで甘い桃は、俺の人生で初めてかもしれない…」と随分大げさなことを言っていたが、

別に「一人ぼっち」でもいいんだよ

私も子供時代、新学期が始まるのがとっても嫌だった。 新学期だけでなく、月曜日の朝も苦手だった。 もともと集団生活が苦手だったから、大勢の中の一人に埋もれて、周りと衝突しないよう自分を小さく抑え込まなくてはいけない環境に身を置くことが、私にはものすごく苦痛だった。 当時の私はまだ子供だったし、あの頃は今と違って「大人」と「子供」の境界線がくっきり分かれていた。そのため「大人の世界」に子供が入り込んでその世界に混ざることは不可能だった。子供は「子供の世界」の中だけで全てを完

今日は、朝から雨が降ったり止んだりで、ぐずぐずと変わりやすいお天気だった。 時々見せる晴れ間はスカッとしたところがなく、どこか湿っぽい。 しかし、植物は高湿度の空気のなかにいる方が元気みたい。 雨で葉がしっとり潤い緑がみずみずしく輝いている。 8月最後の土曜日。明日は満月。

今年の夏は、服を一着も買うことなく済んじゃったな。 …と、そんなことをふと思い出した。 服飾よりも、まずは必死に食って飲んで…酷暑を生き抜いてきたよ。 頑張った自分にTシャツ一枚くらい買ってあげようかな。 記録的な猛暑を体験した記念に。 台風一過の金曜日の午後。

猿に噛まれた話

先日、よしき君が無事に救出された話で、日本中が温かい気持ちに包まれたのですが、その時、子供がふらりと居なくなることで、ふと、自分自身のことを思い出しました。 実は私も、まだ幼い頃、ふらりと親元から離れて居なくなったことがあるのです。 今でもぼんやりと覚えているのですが、あの時の私は3歳くらいだったんじゃないかな…と思います。まだ保育園に入る前です。 両親が外で作業をするので、私もその場所に連れていってもらったのです。 当時、両親は住宅地の中に土地を持っていて、そこで家

俯瞰して見つめる

私は、家事のなかではお洗濯が大好きなのですが、お掃除は正直好きではなくて、(本音を言うと)いつも嫌々やっています。 「お洗濯」に関しては「前世はアライグマだっだんじゃないか?」と思うくらい大好き!です。どれだけでも洗濯していられます。きれいに汚れが落ちる洗剤のチェックも好きだし、干すのも大好き❤️。畳むのも大好きです。 ところが「お片付け」は大の苦手…。というより「片付けられない女」だったりします(汗)。整理整頓は本当に下手なのですが、それでは健全な社会生活を送れないので

夏が終わった

今朝は、とても涼しい朝だった。 あまりに涼しすぎて夜はよく眠れたけど、夏蒲団&タオルケットでは肌寒くて体が冷えてしまっていた。 目覚めてカーテンを開けると、とても明るい。 目が覚めるような爽やかな青空。 でも、空気はひんやりと冷えていた。 後で調べてみたら、こちらは今朝の最低気温は16℃くらいだったらしい。 なんと20℃を切っていた…。 この空気の感じは、「秋」そのもの。 この地方は、昔から8/15のお盆の頃になると、暑さの盛りが少し落ち着いて秋風が吹くように

見つかってよかった

2歳のよしき君が無事に見つかって、本当によかった。 そして、今の時代にも、こんなファンタジーな世界が存在していたことに驚いた。私は、てっきり、もう今の人間には見ることも触れることもできなくなってしまった…と思ったから。 私も子供時代、よく山に入って遊んでいたらすごくわかるのだけど、里山の精霊たちは、幼い子供たちにはとっても優しいのだ。 きっと、山の精霊たちが、山に迷い込んだよしき君を温かく見守り、子守りをしてくれていたんだな…と思った。 そして、よしき君を助けてくれた

若けりゃいいってもんじゃない

このnoteを使い始めて、ふと気づいたこと。 それは、ここで発信している人たちは若い人が多い…ってこと。 私の目につくのは、だいたい20代から30代。 そんな皆様のいろいろなnoteをこっそり読んでいると、ときどき驚くようなことに遭遇する。その一つ。なんと、noteを書いている若い子のなかには、20歳を過ぎた自分のことを「もう私は若くない」と悲観的に受け止めていて、それを徒然とnoteに書いている子がいるのだ、これには正直参ってしまった。私は、「おいおいおい…!それじゃ

ベルリンの壁と私たちの世界

57年前の今日(正確には1961年8月12日夜から13日にかけて)、ベルリンの壁が作られた…ということを、私は今朝、初めて知った。 壁の存在は当然知っていたけど、それが8月13日だったことは、今まで全然知らなかった。 たまたま開いたツィッターにこの記事が流れてきたのだ。そのツィッターによると、深夜のうちに土嚢が詰まれ、鉄条網が敷かれ、朝起きたら43キロにわたって大きな壁が出来上がっていたそうだ。 私が子供時代は東西冷戦時代で、その象徴が「ベルリンの壁」だった。 何と恐

久しぶりの雨

今日、久々に雨が降った。 あの豪雨以降、本当に久しぶりの雨だった。 とは言っても、ちゃんとした雨ではなく、一時的な雨…。「夕立」もしくは「ゲリラ豪雨」というようなものだったけど。 それでも、カラカラに乾いた空気と大地には、恵みの雨だったと思う。 ◇◇◇ 夏の雨が降るとき、夏の香りがする。 それは、夏の草の匂い。 湿った大地から湧き立つ匂い。 風が運んでくる山の匂い。 どれも懐かしい香りだ。 自然の中にいると、特に強烈にその匂いを感じる。 ◇◇◇ アパー

20歳の私と片岡義男

ここ数日、何故か自分が20歳だった頃のことを思い出す。 20歳だった私は大学生で、名古屋に暮らしていた。 あの頃、大学近くの書店では片岡義男の文庫本が平積みされていて、そのクールで都会的な表紙に心惹かれ、何冊かを買っていつも読んでいた。 当時は、村上春樹の「ノルウェーの森」の文庫本が出たときで、私も興味本位で買って読んでいた。確か、村上春樹の「ノルウェーの森」の文庫本発売のことが、当時の新聞広告にデカデカと一面で出ていた記憶がある。「ノルウェーの森」は単行本の時から有名

この日本という国で女性に生まれて…

ここ最近、東京医大の不正入試問題のニュースが世間を騒がしている。 内部調査委員会の報告書によると、今回の女性受験者への差別について「(聴収にによると)『女性は年齢を重ねると医師としてのアクティビティが下がる』というのが、得点調整を行った理由のようだ」とのこと。 うーん、どうなんだろう。確かに忙しい職場だと思うけど、別に医師に限らず、他の職業でも、ものすごく忙しい仕事はある。 そして、どの仕事でも、結婚・出産・子育ての間は、女性に限らず、家庭を持っている男性でも、仕事のペ

スイカが沸く

今年は酷い猛暑で、今年の夏野菜の出来はイマイチらしい。 いつもなら、毎年、ただで大量にいただいているご近所さんの夏野菜も、今年はさっぱり…。 キュウリは6月からすでにいただいていたけど、あの豪雨の後、雨が全く降らい上に酷暑のため、キュウリが全然生らなくなってしまったそうな。 トマトは、プチトマトは結構たくさんいただいていて、おやつに食べても美味しい。しかし、普通の大きさのトマトは、やっぱり生らないらしくて、たまに頂いても、実を切ると中身は固め。瑞々しさが少なくてあまり美