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絵のストーリーを説く。
という本が氣になって、引っ張りだしてきました。かなり前に買って、ちょっとだけ読んだような記憶はあるのだけど、たぶんほとんど読みすすまなかったような氣がします。
ピカソは新しい絵を描き上げると、なじみの画商を数十人呼んで展覧会を開き、作品を描いた背景や意図を細かく説いたという。
絵が素晴らしいのは、前提だ。だが人は、作品という「モノ」にお金を払うのではない。その「物語」を買うのだ、と彼は知っていた。
おそらく前も読んだであろうこの文章が今になって、ようやく入ってきました。
これまでわたしは、絵を描いても、ほどんど絵の説明などしないできました。観てくれた人が感じたもの、それがこの絵のストーリです。みたいに、お客さんにその説明を投げていました。これは、わたしの怠慢だったことに氣付きました。ガツンと脳みそ殴られた氣分です。
別にいいんです。お客さんが感じたことは感じたことで。でも、誰かに提供するのであれば、それは、必要なことで、実際、わたしが作家さんの絵を購入したときは、ばっちり、説明を聴いて決めていたことも思い出しました。
言葉で表現することに対しての苦手意識があり過ぎて、そこから逃げていたんですけど、noteを始めて、そこがだいぶ変化してきたように感じます。
今できることが少しずつ観えてきました。
☆みんなが生きたいように生きて好きなことで循環していく社会へ回します☆