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キューバに行った話をしよう(2)

キューバへ行きます

 3/14に日本を発ち、念願のキューバへ飛びます。なかなか日程、行程が確定できず、ギリギリですったもんだしながら旅券、飛行機のチケット等々を手配し、ほぼほぼ渡航の準備が整いました。なんて言いながら、実はキューバ入国に必要なツーリストカードが現在郵送にて申請中で未だ手元にはありません。これが届くまで全く安心できないというドキドキの状況です。

 海外旅行経験は10年以上前にオーストラリアへ一度行ったきり。なお現在最も恐れているのはカナダでの乗り継ぎです。某旅行会社のカウンターでかわいいお姉さんから「1時間40分しかないんでお気を付けください」とアドバイスをいただきましたが、何をどう気を付けたらいいか皆目見当もつきません。多分今回の遠出における最大のテンパりポイントです。

 なお滞在先はSantiago de Cuba。音楽にどっぷり浸かって、キューバの人々にとっての「音楽」の在り方みたいなものが感じられたらと思います。学生時代のフィールドワークを思い出すなぁ…。

帰国は4/13の予定です。

(2019年2月28日のFacebookより転載)

キューバ渡航はそんなに大変じゃない

 行きたい気持ちはなんとなく前々からあったものの、「絶対行くぞ!」と拳を握るほどの熱い思いがあるでもなく、ただ「行こうと思ってるんですよね」とはあちこちで呟いていました。そのうちにキューバ音楽のワークショップやラテンセッションへ足を運ぶようになり、するとそこには何人もキューバ経験者がいて、そうなると「あれ、けっこう行ってるやん」となって、それが「行けるな」という謎の自信を生み出しました。ただキューバ入国にだけは不安があったので、サンティアゴ・デ・クーバの音楽祭に合わせてツアーを組んでいる旅行社を紹介してもらい、ハバナまでの往路のみ同行させてもらえないかとお願いしてギリギリまで調整を図ってもらったものの上手くいかず、結果的に完全な個人旅行となりました。しかしこのやり取りのおかげで様々なことがクリアになり、海外旅行でどういう段取りが必要なのかを学ぶことができてしまいました。ただし、極度の優柔不断な性格も災いして、調べものに費やした時間は相当なものとなりましたが。

 極論、パスポートを用意して、その他必要な書類を申請して、飛行機を手配して、必要に応じて宿を手配する。あとは飛行機が運んでくれます。

人とのつながり

 これほど役に立つものはないと思います。渡航に際し、ガイドブックは1冊も買いませんでした。買ったところでキューバなんて「カリブ海・南米」でまとめられて、情報量が知れてます。ネット上でもなかなか新鮮かつ信憑性のある情報を得るにはサンプルが少ないと感じました。結局のところ必要な情報はほとんどキューバ経験者から直に聞いたといっても過言ではありません。長期滞在先となるカサ(民泊施設)を紹介してもらい、渡航時の持ち物リストを送ってもらい、衝撃のトイレ事情を教えてもらいと、それはそれは至れり尽くせりで、中には、キューバのことをよく知ってる知人がいるから紹介できるよ、と申し出てくれる人までいたりして。この時点で1人で言葉もわからない異国へ行くという不安はほとんどありませんでした。もはや「1人」で行くというよりも「みんなに連れて行ってもらう」という感覚。これほど心強いことはありませんでした。

 これが「よく1人で行ったね」と言われたときに「1人で行ったっていう感覚あんまりないんですよね」と口にする理由なのです。

 

 


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