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Sparta再始動ツアーUS北西部行脚④~ライヴ@シアトル編

前日のポートランドから、8時のバスで2公演目シアトルへ移動します。

Bolt Busを使っての移動。ポートランドのダウンタウン、Old Chinatown近辺から出ます。バス停が無いので、とりあえずチケットに記載されている住所らへんに行くと、お仲間が沢山いますので大丈夫。私も壊れかけの自動車&iPhone画面が壊滅的に壊れたボーイから「ねえちゃん、シアトル行きのボルトバス待ってるの? 俺も乗るんだけど合ってる?」て聞かれました。みんな不安そうなのは一緒みたいね。

こんな感じでバスが来ます。

このへん、公園もあってホームレスさんも多いです。ちょっと怖いと感じるかもしれませんが、特に何をしてくるわけではないのでそっとしておいてあげてください。

バスにはチケットに記載されているゾーン番号順に入ります。指定席ではないので、先着でいいトコに座れます。窓側の席はシートが破れている事が多いので、窓側希望の人はがんばって綺麗なシートを目指してください。私は気にしないので破れてても座りましたが…。

乗ってしまえば一直線のハイウェイを走って3時間弱でシアトルにさくっと着きます。運転手さんによってはバスの運転が荒いのでシートベルトをしておいたほうがベター。私は椅子から落ちそうになりました。

※快晴のシアトル着。写真はフィルター無しでこの天気の良さ。7月-8月に天気が悪いのはよほど運が悪い、と現地友人が断言していました。

シアトル公演の会場は「The Crocodile」。駅から10分くらい歩きますが、シアトルのダウンタウン中心Westlakeが最寄りの駅になります。パイク・プレイス・マーケットにも近く、付近にはShowbox Theater、Black Catなどシアトルの著名クラブがたくさん。crocodileもリノベーションしましたが、グランジ全盛時代からシアトルシーンを支える重要なクラブです。

この日も開場時間に会場へ。唯一Will Call(チケット窓口受け取り)だったので、窓口のお姉さんに名前を教えてチェックしてもらいます。そのまま荷物チェックへ。唯一荷物チェックがあったのがこのcrocodile。バッグのポケット、別に持っていた紙袋も全部開けられました。厳しい。包んである箱も「コレは何?」と聞かれるくらい。バーに入るだけでもチェックを受けるみたいで、厳重でした。

※こちらも2階があるスタイル。ステージも高くて、ポートランドよりも横に広い感じ。

シアトルのお客さんは「The ロック好き」のオーラがむんむんと。みんなバンTeeを着てます。パール・ジャム、サウンドガーデン、マッドハニーなどのシアトルバンドは勿論QOTSA、ロイヤル・ブラッドTeeなどのお客さんも多くてちょっと楽しい。(フーファイは見なかった…)客層も私しかアジア人がいなかったポートランドの白人層から一変しての多人種で、今日は盛り上がりそうだなあとニンマリしました。

この日も前座のバンドがあり、ガレージロック+エモみたいなとても勢いのあるバンドで面白かった。前座もとても地域色があって今回の3公演とも楽しめました。

気がつけばお客さんでフロアは埋まっていて、平日でも盛況の様子。 前方にはメキシコから来た女性3人組もいて、フランス語も聞こえて、ジムさんが培ってきた根強い人気が伺えました。

21時すぎにライヴがスタート。

すっかり緊張も落ち着いて、シアトル公演はしっかり見れました。セットリストは私が見た3公演とも同じで、過去3枚のアルバムをまんべんなく入れ込んでいます。アルバム単体で聴くと、結構パンキッシュなイメージもあるSpartaですが、ライヴの組み方はとてもエモ色が強い。メロウな曲を要所に入れてくるので、CDではそんなに引っかからなかったのにライヴ見て以来すっかり気に入ってしまった「Mye」「While Oceana~」「Collapse」のライヴバージョンは格別にエモエモしくて好きです。カリィさんの抑揚シンバルさばきが非常に光るので特にお気に入り。

この日、カリィさんもジムさんも調子が悪く、序盤は様子を見つつのような感じでした。それでも質が悪くはならないのがプロ根性。数曲やれば、急激に調子が上がったようで、お客さんも前のめりに盛り上がります。終盤の「Atlas」では、まさかのスモーク!(クラブでスモークって珍しい気が)

ジムさんは、Spartaをまたやろうと思ったときに、新曲やアルバムのことも考えたけれど、まずツアーに行こう! みんなの反応をみてみよう!と思ったんだ。それは正解だったよ、こんなに楽しいんだからね、と嬉しそうでした。アルバムのことはツアーをやりながら考えていくよ、と留めていましたが、披露されたのは「Fight with Love」という新曲。タイトルこそ強いですが、何かを倒すわけじゃなく愛をもって戦うことを意識して作ったんだそう。ジムは政治色も強いミュージシャンで、かの大統領が巻き起こす時事問題も非常に懸念してました。彼がSpartaを復活させたのはそれも背景にあるんだろうな、と感じながら見ていました。

最後の「Air」、「Breaking The Broken」はお客さんも大盛り上がりの大合唱。モッシュも起きて、油断していたのでふっ飛ばされそうになったところを女性がかばってくれました(汗)私が倒れないように腕を組んでくれたこのオネエさんと「Breaking The Broken」を歌えたのが楽しかったー!!

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余談① スタンディングでも押し合いにならず、個人のスペースは尊重してくれるのが海外のクラブ。身長が人一倍小さい私は今回ずいぶん周りの人に気を遣ってもらって、ポートランドもシアトルも前には身長や横に大きな人がいませんでした。後ろや隣は壁のようでしたが、皆前に出てこようとして私に気づくと後ろにひいてくれていたんです。それはとっても有難かった。

余談② シアトル含むワシントン州は既にマリファナが合法になっているので、ライヴ中も真後ろのおじちゃんが吸い出してしまって、匂いアレルギーな私は「グエエエエエ…」となりましたが仕方ない…。日本と法的に違うことも多々ありますので、寛大にならないといけません…(つらいけど…)カナダも今年2018年秋から国全部でマリファナが合法化されます…。