発覚までの経緯

父は高齢だったという事で様々な持病がありました。 

・不整脈
・糖尿病
・狭心症
・貧血 etc.

日常ではバイアスピリンやワーファリンといった、血液をさらさらにする薬や血糖値を下げる薬などを服用し、過去に患った膀胱癌の定期検診を行っている状態でした。

高齢のご家族がいらっしゃる方は薬の名前や病名など、聞き馴染みがあるかと思います💡

持病があっても特に日常生活に影響はなく、
80代には思えない程元気に過ごしていた父✨

そんな父の体に異変が起き始めました。。。


異変〜発覚まで…

父は亡くなる数年前から腎臓に石があることが分かっており(いわゆる腎結石) 、度々熱が出たり・血尿が出たりといった感染症に頻繁にかかっていました。

ですが、石が小さいことや抗菌剤での治療が毎回よく効いて大事に至らないということで経過観察となっていました。

[ 2018年5月 ]
突然夜になって《発熱・立てない・意識が朦朧としている》といった症状が出て救急車で病院へ…🏥

またいつもの腎結石の仕業だったのですが状態が変わっていました。

新たに検査した結果⇒
・石が大きくなっている
・石が割れている
・感染症にかかるスパンが短くなっている
・腎機能の数値が悪くなっている

これらを踏まえて、腎機能の回復と今後感染症にかからない為に石の摘出手術を受けることに決まりました。

手術予定は『 8 月 1 日 』

それからは手術に向けて検査、検査の日々…💦
摘出手術は全身麻酔で行うので、不整脈や狭心症などの心臓に関わる持病がある父が手術に耐えられるかを調べてもらっていました。

色々な検査を受けている内に心臓の一部の動きがおかしいことが分かり、原因を探るため精密検査をすることに…!!

この時点では、考えられる病気としては「サルコイドーシス」という難病指定の病気かも知れないと病院の先生から聞いていました。


[ 2018年7月 ]
新たな病気の疑いも5月に増えたのでさらに検査を進めていた時でした…

それまでは循環器内科・泌尿器科で検査を行っていたのですが、循環器内科の先生が何か感付いたようで『血液内科を受診して欲しい』と言われ、その日のうちに受診することになった父。

検査結果は【多発性骨髄腫の疑い】

その日は病気の確定診断をするために骨髄をとり、後日家族に向けて詳しい説明をするとのことでした。

疑いと言えど、主治医となる血液内科のH先生からは「何もしなかったら年内、治療しても7ヶ月」とはっきり言われたんだそうです😢

(※病院へは母が毎回付き添っており、私(ゆうき)は電話や自宅などで母からその都度報告を受けていました。)

後の2018年8月末。
父は多発性骨髄腫と正式に確定診断を受けました。



多発性骨髄腫とは?

・血液のガンであること
・治療方法はあるが完治しない病気ということ
・ゆくゆくはこの病で死に至ること

ガン特有のステージも多発性骨髄腫にも3段階あって、ステージが初期だとしても発症した時点(症状が出ている状態)で治療が必要。

完治が不可能であり、望めるものは寛解。

体力のある40代~60代で尚且つ持病のない方は移植などの治療が可能◎

治療がうまくいけば寛解状態にもっていけたり、長期間の経過観察くらいまでは可能だそうです🙆🏻‍♀️

多発性骨髄腫という病気を調べている時
実際に闘病していらっしゃる方のブログを拝見しました!

疑いが浮上した時点でほぼ濃厚であることが多いんだなと感じました💦

そして結果が出るまでの期間というのは他の病気の可能性も探ってはいるのでしょうが《癌の型・進行具合・今後の治療方法 etc.》を決めて家族に話すための準備期間なようです。


多発性骨髄腫の予兆

今回のnoteの最後になりますが📔

父が多発性骨髄腫と診断された時に「何か予兆はなかったのか?」と振り返ってみました。

そこで自分なりに「この症状はそうかも?」と思った予兆を何点かあげておきます🖊

・定期検診の度に常に貧血気味と言われていた事
・腎結石の影響とはいえ頻繁に感染症にかかっていた事
・腎機能の数値
・加齢による持病と思っていた不整脈

症状を調べていると、これらは多発性骨髄腫の初期に近い症状にとてもよく当てはまっていました🤔


父の場合、よく症状として現れる骨病変からなる《病的骨折》という症状は出ておらず、貧血もそこまでひどくはなかったので、先生曰くこの病気の疑いが中々出なかったそうです💭


ちなみに多発性骨髄腫と診断される方の多くに「腰が痛い」などの骨の痛みに関する症状があるため、それがきっかけに判明することが主らしいです◎


そして病気について調べている途中、、、

『高齢者の貧血は多発性骨髄腫を疑え!』

という文を目にしました。

この疑い→発覚→診断までの過程において、
父はラッキーな事に別の科の先生の《もしかしたら》のおかげで発見出来ましたが、そもそも発見しにくい病気だそうです。

なので!!!

ご家族の方が「高齢者の貧血=多発性骨髄腫かも知れない」と意識があると早期発見に繋がるんじゃないかと思ったので、これを見てくださったアナタの頭の片隅に入れて頂けることを願います🙏🏻


長くなりましたが、これが父が【多発性骨髄腫】という病に侵されていることが発覚した経緯となります🙇🏻‍♀️



ー目を通してくださった皆様へー

まず中々更新出来ずすみません…💔

書こう書こう!とは思うものの、、、
父の闘病を思い出すとまだ胸が痛くて辛くなります。

なので書くのにめちゃくちゃ気力がいるのです!!!
(言い訳ですけど。笑)

でも少しずつでも更新していきます!
引き続きお付き合い下さいませ🙏🏻


そして皆様にお願いです⭐

こうしてただnoteに書いているだけでは日本中・世界中のどこかにいるかも知れない伝えたい人まで中々届きません。。。

ぜひ皆様のSNSなどでご紹介頂けると幸いです✨

よろしくお願い致します🙇🏻‍♀️❣️


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