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占星術でインナーチャイルドの傷が癒せる理由

インナーチャイルドの傷とは・・・

生きるために外に見せてきた自分と
抑圧してきた自分に分離していること。

今の私のインナーチャイルドの傷って
自己分離だと思ってる。

昔は、子供の頃に傷ついて自分がいて
その泣いてる自分を
癒してあげるって思ってたけど。

なので、頑張ってきた自分も
心の奥に抑え込んだ自分も
どちらも愛すべき自分だと認めることが
インナーチャイルドの傷を
癒すことにつながる。

大きく感情を揺さぶられるような
出来事によって
抑圧してきた感情があふれてくる。

そして、今までの人生を振り返り
抑圧してきた「本当の自分」で
生きようと思う。

私がそうだった。

しばらくの間は
自分を取り戻せた気がして
新しい人生を歩むのが楽しかった。

けど、今まで矢面に立って
頑張って来てくれた自分を
否定するような感覚に
なっていることに気づいた。

これは何かが違うんじゃないかと。

自分を分離することは
生きていくための手段であり
人格形成に関わるため
その後の人生に大きな影響をもたらす。

たとえば
父親がとても権威的で怖かった人は
上司(権威者)から
少し注意されたりすると
必要以上に委縮する。

また、母親が
感情の起伏が激しい人だった場合は
無邪気に感情表現する人が苦手で
必要以上に相手の顔色をうかがう。

さらに、母親が自分の人生を
押し付けてくる
支配的な人だった場合は
ルールを押し付けてくる人が
苦手なのにもかかわらず
自由にされると不安になる。

一見、父親や母親と
社会に出てから出逢う人は
関係ないように思える。

しかし、このような反応のパターンが
生きるために必要だと学んでいると
同じようなパターンだと判断すると
危険だと判断するのだ。

この判断を一瞬のうちに
やってのけるのが
潜在意識に住むインナーチャイルドだ。

インナーチャイルドはとっても優秀で
潜在意識の中に溜め込まれた
莫大な記憶の管理している。

心の傷を負ったときと
同じようなものに遭遇した時には
「命の危険が迫っている!」と
顕在意識に知らせる。

意識にあげるより先に
潜在意識は体を使って伝えて来る。

だから、頭でこの人は
父親じゃないから怖くないと
言い聞かせようとしても
心臓の鼓動がはやまり、体が緊張する。

ただし、「命の危険が迫っている!」
というのは
両親に嫌われたら
生きていけないと思っていた
幼い子どもの頃の判断基準だ。

実際にはあなたはもう大人なので
たとえ上司に叱られても
友だちの機嫌が悪くても
そんなこととは
関係なしに生きていける。

でも、インナーチャイルドは
パターンとして覚えているので
父親なのか上司なのかは考えない。

だから、私たちは
先入観や偏見で
必要以上に人を恐れたり
身構えたりしてしまうのだ。

インナーチャイルドがいてくれるから
わたしたちは危険を
察知することができる。

けど、心の傷を多く抱えた状態だと
あちこちで
過剰反応になってしまうのだ。

過去の傷を癒し
インナーチャイルドの統合を促すことで
自己分離からの解放をもたらす。


占星術で
インナーチャイルドケアが
できる理由は・・・

過去の出来事を振り返り
その経験がもたらす意味を知ることで
本当の自分に出逢うことができる。

抑圧された自分に出逢うのは
トランスサタニアン
(天王星・海王星・冥王星)の
影響下で起こることが多い。

それは、深く大きな影響が
今までの人生を知る
「月の記憶」の扉を開けるから。

占星家の私が
インナーチャイルドのことを
発信している理由。

私たちの魂は、もともと1つの源で
そこからの分離から人生は始まる。

そして、様々な分離を経験し
再び統合するために
様々なことを経験し
成長するために、生まれて来るのだ。

魂はもともとひとつで
「私の魂」「あなたの魂」って
いうものはないって
教えてもらった時は
全く腑に落ちてなかったけど。

今は、なんとなくわかる気がする。

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