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42歳10か月まで妊活できなかった理由

1.38歳で結婚した私が何故42歳でやっと…?

38歳で結婚した私。
まだ30代という余裕はややあったものの、もちろん、巷でいわれるタイムリミットは認識していて、すぐにでも子供が欲しいなーと思っていました。

結婚当時から子供が欲しかった私が、何故42歳10か月と、補助金上のデッドラインギリギリまで行動できなかったかというと、理由は「セックスレス」です。

理由は、夫が、家族になると恥ずかしいのか、ホロ酔い状態とかでないとできなくなるタイプだったこと。
あとは二人で溺愛している愛犬の存在です。

結婚当初からいずれは病院へ…とうっすら考えていたものの、
不妊の定義は「避妊をしないでセックスしているのにもかかわらず、1年以上妊娠しないカップル」となってますよね…。
あとは、何らかの事情(身体的な問題等)で性交ができないカップルとか。
夫婦ともに特段の事情がなくて、子供が欲しいのであれば、まずは自然な夫婦生活を1年は取り組んでみて、それでも妊娠しなかったといえないと、不妊治療の権利がないと、思い込んでいました。

気分が乗らなくて夫婦生活ができないから体外受精をしたい、だなんて、
基準も満たさないし、努力不足だと怒られそうだし、そもそも恥ずかしい。と思っていました。

いつか夫婦生活のスイッチが入るかも…と期待しながら、補助金のデッドライン43歳が目前に迫り、気持ちばかり追い込まれる中、ある日、親しい人の結婚祝いから泥酔して戻ってきた夫と、久しぶりに行為があったんです。

これで、夫婦生活はあると言えると救われた気分になり、やっと病院の予約をとることができました。

2.初診の日、先生の反応

病院の初診予約をやっととった私。

といっても、実は初診予約は前にもとろうとしたことがあったのですが、
問題は、初診予約時に入力する事前のカウンセリングシート。
そこに、直近の夫婦生活の日や頻度を書く欄があったんです。
何年前だっけ…そんなこと書けないと怖気づいて、結局予約できなかったのですが、今回はこの欄をクリア!
こんなくだらないことで、随分スタートが遅れてしまっていました…。

そして、初診の日。
夫婦生活の頻度を1年に1回ととりあえず記入していたら、先生から、
「旦那さん、忙しいんだね。年齢のこともあるけど、タイミングとるのは難しいだろうから、体外授精にしましょうか。どうですか?」とあっさり。

先生からするとセックスレスの夫婦なんて山ほど見てるんでしょうね…。
これまで何にビビってきたのか。

セックスレスに悩む皆さん。カウンセリングシートに書くだけで、本当あっさりと、普通に夫婦のイチ事情として受け入れてもらえるものでした。

3.病院に行ってからの夫婦関係について

これまで恐らくお互いにセックスレスであることに負い目を感じていて、そのことを話し合うことすらできていなかった私たち。
子供ができるはずもないため、今後の人生設計もロクに話し合えなくなっていました。

今もセックスレスは改善されていませんが、不妊治療に取り組むパートナーとして、家族としての会話ができるようになりました。

妊活していること、私は1人の親友にしか話していないので、
先生から言われたことやスケジュール、自分のカラダの状況だったりとか、
人に話せないことを夫にだけ話していることで、私の中での夫が、同居人から夫に格上げになりました、笑

何度も「セックスレス 不妊治療」等と検索したものの、治療を受けていいと思えず、何年もの時間を消費してしまった私。

同じように悩んでいる誰かに届けばいいなーとこの記事を書きました。
誰かに届きますように。


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