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自粛と自己流の狭間。不要か必要か…


今日もまた、止まっている車、
通りすがる車、
足立、練馬、熊谷、大宮、千葉、横浜、
静岡、船橋、八王子、湘南
大阪、なにわ、神戸、京都。
こんなに、関東&関西圏が大手をふって行き来していれば、どんなに地元民が我慢したところで、意味をなさない。と思ってしまう。
連日千人単位で感染している地域からこれだけ多く流れ込んでいれば時間の問題。
どこから来たのかわからないが、レンタカーシールを貼った車も恐ろしいほど多かった!
コロナ自粛の反動か?
でも!コロナはおさまってない!
これって、本当に必要な往来なのか?

昨年に比べ、人の行き来や混雑が増えたと感じる今年。
このお盆の時期に合わせ、帰省、旅行、レジャーにでかける人が後を絶たない…

そんな私も、昨日・一昨日はお盆の墓参り、親戚回りに明け暮れ。ついで(?)にたまの温泉日帰り入浴。帰宅途中の美味しいケーキ屋で買い物。道の駅に立ち寄り買い物。と外出自粛とはほど遠い2日間を過ごした。
結局、家にこもってジッとしていた訳ではない私が何を言っても、単なる自己中にしかならない。
わかってはいるけど…
でも、でも。
これって、不要になるのだろうか?


旅行も、外食も、イベント観賞、飲み会も全部我慢!
今年になってから、緊急何とかが出てから。
ジッと
我慢。
もちろん、昨年も。
飛行機乗りたい!フェリー旅、列車旅したい!神社仏閣巡りに温泉巡りに焦がれても!
我慢…
何度も予約…次こそは!この頃には!でも、全部キャンセル!今年の夏休みだって、またまたキャンセル…

自分が感染して職場に迷惑をかけてはいけない。
家族に何かあってはいけない。
そんな思いで、我慢。
当然、仕事も行くし、買い物行くし、テイクアウトするし、陸続きの実家に時々帰る。
それ以外は、自宅で過ごす。
それぞれの生活スタイルがあると思うし、考え方も異なるから、決して私が全て正しいと思わないが…。
でも、でも。

医療従事者の友人は、「もしものことがあってはいけない。」と、職場と買い物以外、一切人との接触を絶ち、休日返上の日も頻繁ななかで極度の緊張感と疲労を抱えて働いている。“感染症なんてインフルエンザと同じではないか!”とは、この逼迫した医療現場にいる人の前でとても口には出来ない!
知人の飲食店は、今年5月に店をたたんだ。まるで飲食業界だけが悪のように扱われた挙げ句に、膨れ上がった借金が大変なので、実家に帰って仕事を探して細々過ごすと話していた。
役場に勤める同級生は、保健所や感染症相談センターなどに応援に回され、通常業務が滞り、過労死レベルの残業を強いられ、理不尽に市民から「とっとと検査しろ」「お前ら役所のやり方が悪いからだ」と罵倒され、精神的に病んでいる。

そんな身近な人たちに触れていると、自分の我慢は大したことがないと思えるし、さらに心苦しくてある程度の我慢は、と思ってしまう。
(でも、墓参り+αはやった)
その考えが当たり前ではないし、
今の政府のやり方に憤りも、理不尽さも覚えるし、納得もいかない。
でも!!だ。

通る観光地は混雑の嵐。
道の駅は、車と人で溢れていた。
自分も行っているから、同類だとわかってはいるが…


何が正しいかは言い切れない。
不要と必要ラインはどこが境界か?
これによって、交通・観光業界が潤っていて、決して「悪」の面だけではないけれど、政治も政策も期待出来ない中で、皆が自分勝手に(自分も含め)行動し始めた時、
一体どこに向かうのか…
恐ろしくも不安になった。

この後の8月末…一般人でも予測のつく、感染大拡大が待ち構えていることも恐ろしい現実だ。