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おば4高知旅、その2

 チェックインを済ませ、時刻は3時過ぎ。居酒屋オ━プンまで少々時間が、というわけで市電に乗り高知城へいくことに。
 路面電車がなんとも言えずレトロで可愛い!ガタガタ路面を走る音やスピードを上げるときのエンジン音、チンチンとなるベルの音、車体の軋む音さえ楽しい。座り心地の良くない昔ながらの横並びのビロード張りのイス、動きに合わせて揺れるつりかわ。車内も風情がありますな。
 高知城前で降りてお城へ。みんなは元気に天守閣まで登ったらしい。わたしは朝が早くてお疲れ気味だったのでベンチで休むことにしました。 
 5月晴れの空の下、木陰のベンチは地上の楽園ですわ。吹いて来る風も爽やかで、時おり前を横切る人々も観光客が多いのか、ゆったりのんびり歩いて行く。わたしもゆったりのんびり気分になって「幸せだなー。」今日何度も唱えた魔法の言葉を口にする。
 さてと晩ごはんどこにする?わたしは外で食べるごはんは、絶対美味しいものと心にかたく決めて生きているので、そのためのリサ━チは必携なのだ。ドラえもんならポケットから◯◯◯~と何かとり出すところだがドラえもんではないのでスマホを取り出して「近くの美味しい居酒屋」とつぶやく。と、あら不思議!高知城近くの良さげな居酒屋を教えてくれるのよ。便利な世の中だねえ。何件もある数ある居酒屋でどれを選ぶか?これは、直感。真剣勝負!五感をフルに使って選択する。「なになに、地元民に愛され、観光客にも優しく、何を食べても旨いだと!?」今日はここだ。ここ以外あり得ない。私の直感がそう言ってる。
 時間的にもちようどいい加減でメンバーが戻って来たので、さっそく提案してみる。みんなが賛成してくれたのでそこに行くことになった。
 


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