米利上げ織り込みでドル高

今回も為替の見通しについてお話しますね。

ご興味ある方はのぞいて見てください。

 ちなみに経済情勢等の変化により変わってくることもあるのでご理解ください。

FOMC後利上げ織り込みが進捗 ・・・・・
 6月15〜16日のFOMC後の会見で、パウエル議長は、テーパリングに向けた予備的な協議を開始したことに言及。経済・政策金利見通しでは、実質GDP成長率やインフレ率の見通しが引き上げられたうえで、利上げ開始時期(中央値ベース)が2024年以降から23年に前倒し。
 これを受けて、金融市場では、会合前と比較して利上げの織り込みが進展し、ドル高圧力に。6月後半以降、ドル円相場は米日10年金利差との相関が弱まる一方、金融政策動向を反映しやすい5年債との相関が強まる傾向。このことは、ドル円相場が米利上げ見通しに左右されやすくなっていることを示唆。


当面は上値の重い展開に ・・・・・
 当面を展望すると、以下2点を理由に、さらなる利上げ開始時期の前倒しや利上げペースの加速は織り込みにくいため、ドル円相場は上値の重い展開が続く見通し。
 第1に、インフレ率の高騰は一時的であること。足許では経済の正常化による急激な需要回復や半導体などの供給制約が物価を押し上げているものの、こうした一過性の要因のはく落により22年にかけてインフレ率は2%前後へ低下する見込み。FRBが重視するPCEデフレーターをみても、基調的なインフレ率の上昇は限定的。
 第2に、雇用の回復は道半ばであること。新型コロナ感染への懸念後退や学校再開による育児負担の軽減、失業給付の特例加算措置の終了などを受けて、労働参加率が上昇し、失業率の低下ペースは緩やかにとどまる公算大。失業率は22年末頃にようやく4.0%へ低下し、FRBが最大雇用と評価するうえでの一つの基準とみられるFOMC参加者の長期見通しである4.0%を下回るのは23年入り後となる見込み。


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次回も為替の動向について触れていきますのでよろしくお願いします✨

最後まで見ていただいてありがとうございました🌹

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