とにかく読んでて心が抉られた伊達さゆりさんのインタビュー

なんでもできそうなあの子も
いつも笑い絶やさないあの子も
迷いながら 戸惑いながらきっと夢をみてる

私のsymphony

普段ネガティブなことを言わない伊達さゆりさんなんですが、今月(2022年10月)号のFebriインタビューではかなりネガティブな心境を吐露しているインタビューとなりました。まさに上の歌詞のようなインタビューです。

正直、Liyuuさんの「Liella! の仕事を請けたら二十代をラブライブに捧げることになる」とかインタビューで発言していたり、重いくらいのすみれ愛を言うペイトン尚未さんとか、一期生って背負ってるもの重すぎてたまにしんどくなることがあるんですよね。

気軽なのは前々から芸能活動しているけど、このまま芸能活動できるのかとなっているときに、オーデに受かった岬なこさんと青山なぎささんも悩みはあるにしても割と気楽にやれている感じはあるんだけど。

大学に進学するつもりだったというのは初耳だったんですが、ラジオか何かで「東京に憧れが有った」とか言っていたし、進学先は東京の大学とは思っていたのかも知れないのですが、まさかオーディションに受かって高卒でいきなり芸能界に飛び込むとは思ってもいなかっただろうと思います。

芸能界って就職先自体が特殊だけど、ラブライブ声優って、デビューした時点で下駄履かせて下積みすっ飛ばして、アリーナ埋めるトップアイドルに行っちゃう訳でそれに輪をかけて特殊な世界なんですよ。

もちろんApolloBay自体、アミューズ系の事務所なだけにノウハウもあって、大人達がケアしているとは思うけど、一般人から声優じゃ無くあくまでもラブライブのキャストになるために上京してきた人には振り幅が余りにキツすぎるなと端から見ても思うわけですし、本来声優になりたくて芸能界に入ったわけでも無い人に、どう芸能人としてキャリアアップさせるのかってかなり重い課題だとは思うんですよ。

伊達ちゃん自体誰とでも仲良くなれるタイプだとは思っていたんですけど、意外とそうで無いというか、「新しい友達をなかなか作れていない」と公言しててLiella!メンバーとも余り親密じゃ無いようで、そして実は浮き沈みも激しいタイプというのも気になります。(というか宮城から東京に上京した友達も居ないんですかね)

このインタビューとは別件で聞いた話ですが、ペイ子が一人暮らし始めたらしいのに近所に住んでるわけでも無いそうですし、そもそも一期生同士で仲良くしているのって余り見たことが無いんですよね。二期生同士は本当に親密なのに。

 多分伊達ちゃんの境遇の一番の理解者であるべきなのは、Liella! のメンバーやシリーズの出演者のはずで、それこそ実家暮らしのメンバーですら家族よりも顔を合わせるはずなのですが、メンバーと余り親密じゃ無いのはちょっとなと思います。まあ、普通なら一生接点すら持ち得ないおそらく価値観からして違うような相手で、不仲よりも疎遠の方がマシではあるのですが。

年齢とか他の仕事のスケジュールを考えたらまずあり得ないけど、久保田未夢さんがすみれを、Liella!の中で浮き気味で、Liella!優先で進学をあきらめたペイ子が果林を演じていたら、大学に行きつつニジガクメンバーからかわいがられるペイ子、ひときわ経験豊富で良き相談相手の久保田さんという感じで良い感じになれた知れないですけど、まあi☆Risの仕事があるし、中学生キャストなんてまああり得ないですからねえ。

 歌うときに無理して発声しているという批判は良く聞くし、実際本人も歌い方について悩んでいるようで、好きな曲を突然聴けなくなったり、ずっとトンネルの中にあるようで、露骨に喉の調子も悪い事もしばしばで、そのうち体も心も壊すことにならないか本当に気がかりです。

 伊達ちゃんは大学に行かせつつ、養成所で演技を勉強させて、かのんは松永あかねさんか、「どうしてもアミューズ系じゃないと」というなら熊田茜音さん(ラジオ番組でなぎちゃんと共演している)か堀内まり菜さん(ミュージカルの主演)が演じて、ありあ役あたりで経験積ませてから三期メンにした方が良かったと思うんですよね。

 以前、Liella!のメンバーにSNSやらせないなんて時代錯誤と行ったことがあるけど、たしかにこういう心境ならあまりSNSをやらせたくないと思うのは当然かなとは思います。

 一般公募ってアイディア自体は良いとは思うし、今後も続けるべきではあるけど起用法はもっと考え直した方が良いように思えます。

 ファンはタレントに金払って、頑張ってくださいとしか言うことは出来ないけど、ちゃんと受け止める事は出来るのは周囲だけなんだからちゃんとしてくださいとしか言いようが無いのです。

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