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私がnoteを始めようと思った理由

私は脳性まひで電動車いすに乗っている千葉絵里菜。
日々の生活で、重度訪問介護という福祉サービスを利用しながらヘルパーさんや家族に支えられながら過ごしています。
今日はなぜ、私がなぜnoteを始めようと思ったか、を綴っていきたいと思っています。


頑張ってきた妊活👶

結婚して1年3ヶ月くらいずっと私たち夫婦は妊活に励んできました。
なぜか、私が多嚢胞性卵巣症候群という病気が判明したからです。
チョコレート嚢胞、PCOSとも呼ばれているこの病気は
卵子が入った卵胞の成長に時間がかかり、排卵が起こりにくくなる病気です。
東京にいた時からずっとタイミングを取りながら、割と頑張ってた日々。
帯広に引っ越してきて地元で一番大きいと言われている病院ではタイミング法でしか不妊治療が受けられないと知って、そこからは不妊治療専門クリニックに通っていました。
夫婦共々一緒に検査を受けたり、私は排卵誘発剤を打ったり、サプリメントを飲んだり…色んなことを2ヶ月間やってました。

正常な妊娠ではないけど…。

3月のある日。生理予定日だけどきてないなあ。
不妊治療専門クリニックに通ってたった2ヶ月だけど主治医の先生は生理予定日を2回とも言い当てていたことが気がかりでいました。
もしかして…にん…しん??
でもその2週間後少量の出血が出ました。いつも生理が来ると3日後に不妊治療専門クリニックに行ってたので3日後に病院にいきました。
わたしの親友でヘルパーをしてくれているMiyuuちゃんと一緒に受診。
二人でソワソワ…先生に呼ばれて
👨‍⚕️「血液検査した結果、妊娠している値ではあるけれども、胎嚢が見つかりません。子宮外妊娠、流産している可能性があります。でもまだ胎嚢が小さく見つからないのかもしれないから2日後またきてください。」と言われました。
私は排卵することができて、違うところで着床しちゃったかも知れないけれど着床できた喜びでいっぱいでした。
そしてMiyuuちゃんと車の中で「一喜一憂しないように…まだまだ先は長いからあまり期待しないようにしようね」とは話していました。
そして2日後、やはり妊娠している値は高いけど、胎嚢は見つからず。子宮外妊娠の可能性が高くなっていきました。
そのまま大きい病院で検査をうけ、手術をしてみないとわからないということで最初は開腹手術言われていましたが、私は小さい頃に大きな手術をしていたため、大腸とお腹が癒着をしていました。
そのため、開腹手術はせず、腹腔鏡手術でオペしました。

手術の結果。診断名「異所性妊娠」別名:子宮外妊娠のこと
本来なら子宮内で妊娠しますが、左の卵管で着床してしまい、大きくなったら卵管が破裂して死に至ることもあります。
早めにわかってよかった…と安堵でした。

子宮外妊娠と診断された日

自分の中では前向きな出来事

今回「子宮外妊娠」という結果で、正直残念だったし旦那にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
旦那にその申し訳なさを長文でLINEで伝えたところ
「妊娠できることがわかっただけでもいい事なんだから前向きに行こ!!」
と言ってくれました。
不妊治療専門クリニックに行く前の病院で、
「あなたの多嚢胞性卵巣症候群の状態では体外受精じゃないと妊娠できません」と言われていたので、もっと妊娠するのに時間がかかると思っていました。
なので、タイミング法で妊娠できることがわかりとても嬉しかったです。
ただこれからも妊活は続きます。
焦らずゆっくり私たちらしく、楽しく妊活をしていければいいなと思います。

最後に…。

確かにこの経験は「生死」を彷徨う手術ではありませんでしたが
私は、手術室に入った時に「やってないこと」「したいこと」が頭をよぎりました。
「何やってきたんだろう、私」とも思いました。
手術室の中で私がやってきたことを残していきたい!!
そんな思いでブログを始めました。

私の経験が誰に役立つかはわかりません。
でもこのブログを読んで誰かが、なんでもいいので、何かを感じてもらえると嬉しいです。


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