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ゴミとimagine

SDGsというと、17個の項目があり、えぇーっとなんだっけ?とググりたくなるが、パッと思いつき、個人でも簡単に取り組めそうな事の一つが環境問題だろう。

私は、思い起こすと幼い頃から環境問題がとても気になっていたようだ。授業の中で、自分でテーマを決めてレポートを書きなさい、ポスターを描きなさい、といった課題になると、必ず環境問題を取り上げていた。自然エネルギー、酸性雨、川のゴミ問題…

と言っても、とても感覚的なもので、綺麗な風景が好き!じゃあ、地球を綺麗にしなくては!という感じだったのだと思う。風車のある風景を美しいと思っていたし、雨の日も好きだった。川の清掃行事も好きだったし、そういえば清掃委員だったな。そんな感じで、生まれながらの資質であり、使命感も感じている。

じゃあ今、私は幼い頃の使命感のために何ができるだろう…
一番身近で簡単なことは、ゴミを外に捨てない事ではないか。もちろん私はそんなことはしない。しかし、これは常識だろうか?そうでもない。こんな一見常識と思われることも、できない大人が沢山いる。私が偽善者なのか?と疑いたくなるほど沢山沢山いる。
特に、喫煙者に聞きたい。なぜ駐車場を灰皿だと思い込んでいるのか。さらに、ゴミ箱が設置されていない自販機の横には、ご丁寧に空き缶が並んでいる。1人目が捨てたら2人目は右倣えなのだろう。
そういう負の集団意識が本当に嫌いだ。情けないことだと自覚して欲しい。

このような人達には、やはり集団で立ち向かうのが効果的なのではないか。
環境問題への個人の発信、発言や行動が増えることで、心のどこかでは罪悪感を持っている人たちの行動意識を変え、何も考えていない人たちは、罪悪感を感じてくる、感じなくとも周囲の変化に気が付くようになるのではないか。

タバコの吸殻は、雨や風に流されて、道路端に落ちていることが多い。あそこは雨水が排水溝に流れていくようになっているので、当然タバコの吸殻など小さなゴミは雨水と一緒に排水溝へ流れ込んでしまう。
タバコは生物分解できると思われがちだが、フィルター部分はプラスチックの一種でできているため、分解されるまでに最大10年はかかるのだそう。
その10年でご自身が捨てた吸殻が、どれだけの生物を苦しめる事になるのか、想像力を膨らませて欲しい。
そう、想像力って優しさだ。
そんな一人一人の想像力が、もっとともっと豊かになっていけば、SDGsなんて目標にするまでのことではない、ごく当たり前のことだと思えるのではないか。

imagineみたいになってしまった。

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