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【石の大きさとエネルギー。どれくらい関係があるのでしょうか?】

こんにちは。

スピリチュアルカウンセラーの冥賀都子(エマ)です。


ご質問をいただきましたので、回答させていただきます。


エマさん、こんにちは。
お世話になっております。

以前から気になっていて、他のお客様もおそらく気になっているのではないかという質問。

ブレスレットのビーズの大きさとエネルギーです。
大きければ大きいほど個数は少なくなるけど良い意味で圧が強い大玉。
小さければ小さいほど個数は多くなるので良い意味で隠しアイテムのような小玉。

人によって好き好きですし、内包物のあるなし(これも鉱物としての味だという人もいるでしょうし)
欲しい石によっても変わってくると思うのですが、
エネルギーとしてはどうなのでしょう?


私は割と自然と大玉に手が伸びてしまうのですが、購入したものより大玉が出るとわりかしショックです...。
でもご縁があって私の元へ届いたブレスレットですから愛していないわけではないのです。
お値段のこともあり、大きいと高い、というように手が伸びにくくなるのはわかります。
ただ、一生の買い物でもあるのでピンときたら欲しい気持ちも生まれます。

エネルギー的(強すぎても弱すぎても心身に良くないでしょうし)に、
そして、購入者にとって必要な大きさのものが必要なタイミングで出るのかな、と思うのですが...

実際のところ、エネルギーの差はあるのでしょうか?

(Sさん)

結論から言いますと、

Sさんのおっしゃる通り、

必要な大きさのものが必要なタイミングで出逢いますし、ピンとくるものです。

エネルギーに関しては、石の大きさは関係なく、人によって相性もあるので大きい石ほど効果的、というわけでもありません。


今、その人にとって必要なエネルギー量に合った石が最高に相性の良い石です。


もちろん、一般的な傾向として


同じ石なら大きい方が「エネルギーは高いと感じられる」ものです。


感じられる、と書いたのは、


小さくてもちゃんと石はエネルギーを発しているからです。

それは石を長年使っている経験とか、その時の体調によっても変わります。


例えば、大きな石は高校生くらいの背の高さ、小さな石は保育園生くらいの背の高さ、としましょう(あえて人間に例えます)。


高校生の男子に耳元で


「お母さん、ごはんまだ?」


と言われれば、聞こえないということはないかもしれません。


しかし、小さな子供が足元で


「ママ、お腹空いた」


という声は人によっては声が小さすぎて聞こえないかもしれません。


でも、きっと母親なら、聞こえると思うのです。

毎日聞き慣れている声ですし、わが子です。


大きな石、小さな石のエネルギーの差というのは「気づきやすさ」という点の違いです。


小さくてもエネルギーの高い石、というのもありますね。

例えば、ダイヤモンドやルビーなどの高価で希少な石です。それらは、ジュエリーとしての価値もありますね。


そういった石達は小さくても1粒でも圧倒的な存在感があり、エネルギッシュです。


保育園生なのに抜群に声が通る子、などは注目度が高いかもしれません。

小柄でも目立つプレーをするバスケットボール選手がいらっしゃいます。

もちろん、大きいほうが有利かもしれませんが、かといって勝敗には大きさだけではありませんね。


ですので、


石の大きさで迷うかもしれませんが、


ご自身が「このくらいが心地よさそう」とか「このくらいの大きさの石が好き」とか、そういうご自身の感じる「好き」という感性を大切に選ぶと良いと思います。


触り心地、というので好みもあると思います。

私も比較的、大玉の石が好きです。ころころしていて、つるんとしていて、触れていてとっても癒されます。

ただ、仕事や子育てをしているとぶつけて割ってしまうのでは・・・?と心配してしまう自分もいて、普段は8mmか6mmくらいの石が自分に合っていると思っていて、休みの日などに大玉の石をつけたりしています。

6mmでも石のエネルギー的に物足りないと思う時は、ブレスレットの数を足してエネルギー調整します。

ですので、細いブレスレットはエネルギーが小さいと思われがちですが、控え目な感じが付け足す時にちょうど良いバランスを取ってくれることも多いので、小さい玉のブレスレットも重宝します。


私は買付の際に石を直接触って、「エネルギーの良い子」を選んで連れて帰ってきますが、その基準というのは


小さい石でもちゃんと真っ直ぐにエネルギーを発信してくれている石です。


大きい石は体積が大きい分、多少浄化が必要でもそれなりにパワーがあるのですが、気を遣うのはどちらかというと小さい石のほうです。


エネルギーが良くない(浄化が必要)、というのは何らかの原因で石が本来持っているエネルギーを真っ直ぐに伝えられない「くもり」があったり、人の手を渡っている間にその人達の「気」をまといすぎていたりする場合です。


ですので、発送前には必ず、セージの葉の煙で浄化をしてから発送しております。これは起業以来14年、発送前の石へのご挨拶も兼ねて欠かさずに行っております。石が持ち主さんと出逢うその瞬間の感動、というものを是非、感じていただきたいと思っております。

そういった理由もあり、時間が許せば「イヤシロチ」と呼ばれるようなパワースポットへ石達を連れていって、石自らのエネルギーにまかせるままにそこの「気」に触れさせるなどもしています。


また、みなさんが選ぶ時の基準でもうひとつ、気になることは「石そのものの価値」だと思います。


このことに関しては「エネルギー」とは別の視点での話ですので、分けて考えたほうが良いです。


石の鉱物学的、かつ市場における需要に対しての「価値」というのは一般的に以下の基準で決まります(これは時代によって変わるかもしれませんが、人間の性質上、有史以来ほぼ変わっていないように思います)。


・市場における希少性(地球上にどれくらい多く、存在するか、母数)
・入手方法における希少性(どうやって手に入れるか、どれくらい困難なのか、採掘場所の多さ、手掘りなのか、など)
・石そのものの大きさ(大きいほど希少性が高まる)
・石そのものの色の希少性(色の珍しさ)
・石そのものの活用頻度、需要があるか(例えば、アクセサリーとして適さない硬度ならば工業用などに使われます、また毒性のあるものは市場にでません)


そして、その「価値」の真価が発揮される場面というのはその価値を求める市場に出された時です。


「価値」は市場によって(求める人によって)基準が変わります。


先ほど挙げたことはあくまでも一般的に商品として他人と取引をする場合に、どれだけ石を調達するまでに労力や時間などのコストがかかっているかということを計るための指標です。


博物館に展示したいとか、個人のコレクションとして持っていたいとか、大切な人にプレゼントしたいとなるとまた、指標も変わり、価値の測り方も変わるでしょう。


ですから、パワーストーンとして人生を変える、好転させるための目的で選ぶなら、


・石そのもののエネルギーが高いこと
・今の自分に合っているかどうか


ということを優先したほうがいいと言えるでしょう。


是非、石を選ぶ際に「感じること」を意識してみてくださいね。




余談ですが、

先日、今週発売する石達をサイトにアップしている時、


ある石のエネルギーが強すぎて、クラクラしてしまい、ちょっと1時間ほど仕事を中断して休みました。その石はここではあえてどの石とは言及しませんが、そんなに大きな石ではありません。ただ、その子のエネルギーは今の私にはとても響いていて(予知が私は得意なので、石は私にとてもメッセージを発信したがっていた)、なぜそうなったのかは私にはわかっています。


よく「石あたり」という言葉で表現しますが、石のエネルギーが高すぎて酔ってしまうことがあります。


ミネラルショーに行くと、石選びは長くて2時間しか持ちません。休憩を取りながらでないと、クラクラしてきます。



まとめます。


自分に合う石を選ぶことを目的とするならば、石の大きさは関係なく、石から感じることを大切にしましょう。


鉱物学的な価値や資産としての魅力、人と違うものを身に着けたいなど、別の視点からの価値も求めるならばレアなものを選んでおいたほうが満足度もあがるでしょう。ただし、新しい鉱脈が見つかると値段が下がる可能性もあり、反対に、資源が枯渇して以前よりも採れなくなったり、政府が輸出を禁止したりすれば、今持っている石も価値が上がる可能性もあります。



皆さんの石選びの参考になりましたら、幸いです。


長くなりましたが、最後まで読んでくださいまして、どうもありがとうございました。


ご質問くださった、Sさんもどうもありがとうございました。

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