プロゲーマーの彼女は甘えん坊
ピピピピッピピピピッピピッ
俺は目覚まし時計で目を覚ました
〇〇:んっ〜…はぁ〜っ
〇〇:ん?動けん…
横を見ると、りりあが俺に抱きついて気持ちよさそうに寝ていた
〇〇:(かわいいな〜…
俺は一回頭を撫でて、キスをした
理々杏:…ん?…
りりあは目を開けた
〇〇:おはよ
理々杏:おはよ…
理々杏:今、ちゅーしてた?…
〇〇:さあ?気のせいじゃない?
理々杏:絶対してたでしょ…
〇〇:その根拠は?
理々杏:唇に感触が残ってる
〇〇:じゃあ、したかもね
理々杏:むぅ…起きてるときにしてよ…
〇〇:だって、寝顔がかわいすぎてしたくなったんだもん
理々杏:もう…
りりあは、もっときつく抱きしめてきた
〇〇:ほら、起きないと
理々杏:もっとイチャイチャしたい…
〇〇:でも起きないと、大会間に合わないよ?
理々杏:それは困る…
〇〇:でしょ?だから起きよ?
理々杏:ん〜やぁ~だ〜
〇〇:(もう…
俺は、もう一回キスをした
〇〇:終わったらたくさん甘やかしてあげるから。ね?
理々杏:絶対ね?
〇〇:もちろん
俺たちは、ゲーム部屋に向かった
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俺とりりあはプロゲーマーだ
こうやって一緒に暮らすようになったのは
元々、個人でプロゲーマーとして活躍していてお互いに名前はもちろん知っていた
ある日、お互い相方と解散してしまって俺が@1を探していたときに、りりあからDMで
理々杏:初めまして、〇〇さんと試してみたいです
〇〇:いいですよ、自分も試してみたいです
こんな会話をして、早速りりあと小規模の大会に出てみたら、早速1位を取れたので組むことになった
そして、世界大会進出を決める大会で…
〇〇:あと、こことここ
理々杏:了解
〇〇:あそこシールド割った
理々杏:もう一人も白ダメ
理々杏:先にこっちやらない?
〇〇:いいよ、行こ行こ
〇〇:一人やった
理々杏:もう一人も激ロー
〇〇:やったやった
〇〇:ラストラスト
〇〇:2V2ね
理々杏:了解
〇〇:俺ら回復ないからやるしかない
〇〇:せーのでいくよ!せ~のっ
理々杏:一人やった!
〇〇:ごめん、死んだ、激ローね
りりあは自分のプレイに集中するため、無言になった
〇〇:一旦、回復してもいいよ
〇〇:相手そんなに回復ないと思う
〇〇:後ろ来てる!
〇〇:…
理々杏:…
〇〇:ナイス!
理々杏:よしっ!
〇〇:流石に行っただろ
理々杏:頼む!
俺らは、ロビーに戻り結果を見に行く
理々杏:画面共して
〇〇:OK、したよ
〇〇:じゃあ…押すよ…
理々杏:うん…
俺は、大会詳細のページをクリックした
〇〇:よっしゃ!
理々杏:やった〜
見事に1位を取って、世界大会進出を決めた
世界大会はオフラインだったので、そこで初めてりりあと会った
そこで、お互いに一目惚れしていた
世界大会は、残念ながら16位で終わってしまった
しかし…
〇〇:世界大会、悔しかったね…
理々杏:うん…反省がまだまだ多いなぁ…
〇〇:でも、りりあと世界大会に挑戦できて良かった
理々杏:僕も〇〇くんと一緒に戦えて良かった
〇〇:あのさ…
理々杏:ん?
〇〇:俺さ…りりあのことが好きなんだ…
りりあは驚いた表情をした
〇〇:正直、りりあと初めて会った時に一目惚れしたんだ
〇〇:世界大会が終わって、すごく悔しかったんだけど
〇〇:それと同時に、りりあともう一度あそこに座って1位を取りたいなと思ったんだ
〇〇:もしよかったら…一緒に俺と戦ってくれませんか?
理々杏:嬉しい…僕も〇〇くんと同じこと考えてた…
理々杏:こちらこそお願いします…
〇〇:ほんとに?
理々杏:うん…
俺は、心の中で大きくガッツポーズをした
〇〇:俺にこんなに可愛い彼女ができるとは…
理々杏:ちょっと…//照れるじゃん…//
俺は世界一可愛い彼女と世界大会で頂点に立つことを誓った
こういう事があって、りりあと一緒に同棲することになった
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〇〇:あと一人だよ
理々杏:了解
〇〇:シールド割った
理々杏:やった
〇〇:ナイス〜
理々杏:今のは完璧だったね
〇〇:俺が頭良すぎた
理々杏:それのせいでカッコよくなくなった
〇〇:ひどいな〜
理々杏:〇〇くんは何もしなくてもかっこいいんだから
理々杏:余計なこと言わないの
〇〇:ありがとう…//
理々杏:何照れてんの笑
〇〇:だって、世界一かわいい人にかっこいいとか言われるの照れるに決まってんじゃん
理々杏:〇〇くんもすぐそういう事言う…
〇〇:だって事実だし
理々杏:ありがとう…
理々杏:ねえ…大会終わったよ?
〇〇:そうだね~
理々杏:約束は?…
〇〇:せめて結果を見てからにしよ?
理々杏:うん…
〇〇:よしっ、今シーズン9回目の1位だ
理々杏:やった〜
理々杏:早く!
〇〇:はいはい、おいで?
俺は腕を広げた
りりあは飛び込んできた
理々杏:んふふ…
りりあは幸せそうな顔をした
その顔を見て、俺も幸せな気持ちになる
〇〇:りりあはほんとに甘えるの好きだね…
理々杏:〇〇くんも甘えられるの好きでしょ?
〇〇:よく分かってるじゃん笑
理々杏:出会って何年だと思ってるの?
〇〇:言うて、1年くらいしか経ってなくない?
理々杏:そうだけど、一緒に暮らし始めて半年経つじゃん
理々杏:そりゃ、ある程度は何考えてるか分かるようになるよ
〇〇:そっか、じゃあ俺が今何考えてるか分かる?
理々杏:僕のことかわいいな〜って思ってる
〇〇:自分で言う?笑
理々杏:〇〇くんはいつも僕のことかわいいね〜って言ってくれてるじゃん
〇〇:まあ正解だけどね
理々杏:ほら!
そんな会話をかわして、俺らはまたイスに座ってヘッドホンをつけた
ここからの話は好評だったら、また書きます
一旦END
見てくださってありがとうございました!
今回は乃木坂で唯一の僕っ子、理々杏ちゃんを書かせていただきました。
さっきも書いてあった通り、好評だったらこの続きを書こうと思います。なので、ぜひハートを押してってください笑
次は、自分が一番思い入れのあるメンバーの話です
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