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Queen遺伝子探究者の或る酔夢譚

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Queen遺伝子を探究する世界唯一のマガジン
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#クイーン遺伝子

【評論】The Bargainsというブリティッシュな幸福。

◆BARGAINSは渋谷系だった!?自身は2000年に上京し音楽好きが高じて某ブリティッシュロック誌の門を叩いたのだが、その当時日本中を覆っていた“渋谷系”からの影響も計り知れず、御多分に漏れずアンテナの端っこをそちらに向けていた。 自分にとって渋谷系イメージの最たるはピチカート・ファイブなのだが、1990年代にフジテレビ系で放送されていた『ウゴウゴルーガ』のテーマ曲「東京は夜の七時」のイメージが強烈にありピチカート・ファイブのビジュアルイメージだけが思春期の脳裏に刻まれて

【コラム】ワンオク・キングヌー・ミセスグリーンアップル...etc/2022年クイーン遺伝子地殻変動の厳然たる証明。

2022年も、残り2か月弱で終わろうとしている、秋の夕まぐれ。 今年の初頭にクイーン遺伝子探究堂は一つの予言を行った。 「2022年は全方位のクイーン遺伝子大量投入時代に突入する!」 この予言を裏付けるように、2022年JPOPシーンのトップランナー達が、恐るべきクオリティのクイーン遺伝子ソングを次々と繰り出しているのだ。ごく一部ではあるが、現在、鼓膜に止まったものをご紹介しておこう。 マカロニえんぴつ まずは、マカロニえんぴつだ。彼らのビンテージ風なギターサウンドは