学生が眠らない講義:ルール編
講義をするときのぼくのメインテーマです。100人以上での講義の場合、一部の学生は寝ます。これは仕方ないことだと思っています。なにせ自分も学生時代は眠っていましたから。大きな理由としては、やはり講義自体が面白くなかったことです。あとはバイトやら何やらでそもそも昼間眠かった。プラスして、先生方が私語で他の人を邪魔してしまうくらいなら、寝ててくださいということをガイダンスでおっしゃっていたのでそれに従って寝ていました。今思うと非常に失礼な態度ではあるのですが、若気の至りということでそれは一旦置いときます。
兎にも角にも寝ていた自分ですので、寝ている学生をとがめる気は別にありません。起こそうとも思いません。原因の半分は自分の講義がつまらない所為ですので。ただし学生が寝ているとやはり教員側としては気になるというか悔しい気持ちになります。自分の講義がつまらないと言われているようで。そこで全学生が眠らない講義に挑戦していきたいと思います。但しいくつかのルールをつくってルールの中で眠らない講義に挑戦します。
ルール①:やたらめったら指命をしない
極端な話、学生を当て続ければ眠る学生は減らすことが出来るとは思うんですが、それではつまらないし、根本的な解決にはなりません。根本的に解決したいことは自分の講義のつまらなさですから。
ルール②:寝ている学生を起こさない
これも上と同じ理由です。対症療法であって根本的治療ではありません。
ルール③:無課金
世の中の大半の事柄はお金で解決できます。これも極端な話ですが、学生に賄賂を渡せば起きててくれると思うんです。なので無課金。
ルール④:一定時間で学生を立たせるなどのことはしない
これもただの対症療法になりますので、やりません。ただし講義の内容上立ってもらう必要があるときは別です。
とりあえずの基本原則はその4つです。それを守りながら学生がずっと起きていられるような講義を目指します。評価は完全にぼくの主観です。寝ていた学生をなんとなくの%で表します。もともとぼくの講義で眠っている学生はおそらく10%くらいです。ここから0を目指します。
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