花火

WANIMAの新譜にはDVDが付いていて、
9月に行われた配信ライブから数曲公開された。

このライブは、映画館やライブハウスでも配信され、私もライブハウスに見に行った。

コロナ禍 自粛  遠隔授業 

の、大きく変わった生活。

ライブハウスに行くのも約9ヶ月ぶりになっていた。

変化してしまった生活と、
変わらない音楽を届けてくれるWANIMA。
そして変わってしまったライブの形。
またまた、変わらない笑顔で
語りかけてくれるWANIMA。

変わっていく世界の中で
変わらない彼らの音楽に触れて
涙が止まらなかった。

最高のライブの最後を飾ったのは花火。
スタジア厶のステージの後ろから大きな花火が打ち上がった。

空に舞う花火を見つめる2人の姿が、

WANIMAの楽曲、花火の

あぜ道を選びホタルの光
君と2人何も無い道で
頼りない夢描いては
旅立ちは別れじゃないだからまた

という歌詞が重なった。

鳴り響きつづけるギターの音、
花火が咲く音、

2人が今眺めるのは、
あの頃、地元の小さな夏祭りで2人で見た
あの花火より、
大きい、自分たちで打ち上げた花火。

WANIMAのTHANXにはこんな歌詞がある。

待ちに待ったこの晴れ舞台
雲の上のあいつも笑う

雲の上の大切な人へも、この花火が届いていますように。
今のWANIMAを見てくれていますように。

いや、きっと、必ずみてくれてる。届いてる。

花火を見ると思い出す、今はもう居ない私の友達と一緒に見た花火。

あの子にもきっとこの綺麗な花火が届いてるはず。きっと、みんなで見てるよね、

そんな事を思った。

花火綺麗だったな、