胚培養士の国家資格化は本当に必要か
はじめに
こんにちは、はぴきちです。
初回からいきなり攻めた(?)内容をお話しさせていただきます。
はじめに、今回のnoteはあくまでも一胚培養士の考える、非常に個人的すぎる意見です。
こういう観点もあるのかという、思考を広げる一助になればと思い書いている次第ですのでご了承ください。
次に、国家資格化を否定しているつもりは全くありません。
日本は遅れており、イギリスやフランス、中国などではすでに国家資格化がなされています。
自分が胚培養士である以上、国家資格化すればどれだけ良いか、どれだけ信頼してもらえるか、と切に思います。
国家資格化に向けた動きがあり、患者様側からもその要望が増えていることは重々承知しております。
今回私が伝えたいことは、
国家資格化は待ち望んだ大変ありがたいことですが、
「国家資格になることによりすべてが解決するわけではない」
ということです。
🍀
以下目次です。
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1)国家資格化を阻む要因
▶2学会の対立構造
▶バックグラウンドの多様性
▶政権交代の余波
2)国家資格化によって解決すること・しないこと
▶技術格差(培養士間・施設間)
▶地域・給与・待遇格差
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