ホルモン補充周期の妊娠後リスク
【ご質問原文】
今通っている病院で、最近はホルモン補充による移植を見直す方向になってきたと言われました。
理由として、ホルモン補充を続けて妊娠継続した妊婦の出産では、出血量が多い傾向があり見直しの動きがあるとのことでした。
実際、そのような傾向や学会での報告はあるのでしょうか?
また自然周期での移植とホルモン補充の選択はどんな判断基準があるのでしょうか。
【回答】
ご質問ありがとうございます。
ホルモン補充周期を用いた胚移植は、凍結融解胚移植が主流の日本ではその利便性の良さから多くの施設で実施されています。
最初に自然周期とホルモン補充周期の概要とそれぞれのメリットデメリットについて解説します。
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