2022年、何聴いた?

すっかり師走でございます。
昨年は上半期・下半期に分けて自分がよく聴いた曲をメモしてきたわけですが、今年はすっかり忙殺された結果1年分をまとめるという暴挙に出ました。

今年もSpotify Premiumの恩恵によってさまざまな音楽に出会えました。
とはいえ、今年は視聴時間が約25,000分にとどまっています(昨年は3万分超えでドン引きしていました笑)。
その中からよく聴いた音楽でもいいのですが、せっかくなので衝撃を受けた音楽の方が、何となく新鮮味が出るかと思います。
というわけで、今年印象に残っている音楽を5つピックアップします。

Nautilus / Looking Back

Nautilusは以前からちょこちょこ聴いていましたが、今年のリリース曲ではこれが飛びぬけて好きです。
イントロのベースからどストライクなんですよ!!
さらに、そこに0:20あたりから加わるシンセの心地よさったら。
家での作業BGMとしてずっとかけていました。

Christine and the Queens / Je te vois enfin

この人はまだChristine and the Queens名義なのか、それともRedcarに改名したのか…?その意図はつかめないものの、今年になってガラッと印象の変わったミュージシャンのひとり。
Redcarと名乗ると同時に自らのジェンダーアイデンティティを明言し(結果Wikipediaでこの人を示す代名詞がshe/ elleからhe/ ilに「修正」された)、その2022年最初のシングルとして発表されたのがこれ。同年11月にリリースされたアルバム(Redcar les adorables étoiles)にも収録されている。
この曲は色々と驚きがあるが、まず印象的なのは発声。
例えばこの曲と超初期のTitledや、同じアルバムに入っているrien direを聴き比べれば、その差は明らか。
曲調には80'sっぽさも感じられるが、それが決して懐メロではなく、むしろ新鮮ささえあるのが面白い。

ちなみにRedcar les adorables étoilesの中では1曲目のMa bien aimée bye byeも好きなのだけれど、こちらはYouTubeにライブ動画があがっています。
これもこの人の今年の発表もろもろを考慮すると、すごくシンボリックだと思う(タイトルもMon bien aiméじゃないし)。

Chase / Cinematic

AmPmが毎月作成しているプレイリストの、確か今年4月のバージョンに入っていた曲(毎月更新されるので現存しません)。
これはイントロで度肝を抜かれました。いやかっこいい。
こちらも全く知らない人でしたが、日本語だとこちらのサイトに詳しいです。
1998年生まれ中国人DJ…?てことは今年24歳??才能の塊じゃないですか・・・!

Rina Sawayama / This Hell

今年のサマソニに出て、その際のMCも話題になったRina Sawayama。
これはもう無理矢理気分を上げる(…というか上げざるを得ない)時に聴いていました。
確かに絶望的なニュースが多かった今年、こんな時代地獄でしかない、と思うことも多々ありました。
それでもこんなアップテンポな曲を聴けば、幾分か心も軽くなりますよね。

Knew Roy / Weekender

最後に。
これはSpotifyにサジェストされたやつです。
昔からAIにサジェストされたやつを何となく聴き始め、結果ハマるというパターンが私は多くて。
今回もそのパターンでした。
Knew Royのどの曲を聴いても、自分が以前から好きで聴いている曲たちと似た要素があって、親近感が湧くんです。
私は洋楽に精通した人間でもないし(人並み程度?)、彼らのバックグラウンドは通っていないはずなのに。
中でも一番刺さったのが、このWeekender。
本当に不思議なミュージシャンで、気になって仕方がない、でもまだ存在を知ったばかりで抽象的なことしか書けない!という状態なのが実に悔しい。
来年はもっと具体的な言葉で、この人たちの良さを書きたい。

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以上、ざざざっと振り返ってみました。

そういえば最近、2月くらいに書いた記事が読まれているようです。
ありがたし。

そんなこんなで今年も終わりますが、2023年も引き続きマイペースにやっていきたいと思います。

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