見出し画像

メキシコのコーヒー

メキシコ、世界第11位のコーヒー生産国
そのコーヒー生産量は世界全体の2.4%を占める
農業・農村開発省 | 2018年3月2日

コーヒーはメキシコにおいて戦略的な作物であり、その生産は15の州と480の自治体において50万人以上の生産者を雇用しています。現在、1人当たり年間1.4kgのコーヒーが消費されています。

メキシコは地形、高度、気候、土壌の条件が整っており、世界で最高品質とされるアラビカ種のコーヒーを主に生産しています。コーヒーの生産は通常、熱帯地域で行われています。

【主な生産地】
メキシコには15のコーヒー生産州があり、南部に位置するチアパス州が国内生産量の41.0%を占める最大の生産州です。これに続いてベラクルス州が24.0%、プエブラ州が15.3%を占めています。

チアパス州タパチュラ
コーヒー生産最大の州。

・ベラクルス州コアテペック

ハラパから車で20分のところにあるメキシコで最も古いコーヒーの産地。プエブロマヒコにも選出されている。

・プエブラ州プエブラ
ラテンアメリカコーヒーフェスティバルが開催されるなど、コーヒー産業が盛ん。プエブラの伝統陶器タラベラ焼きで飲むコーヒーがおいしい!

・オアハカ州

ウアトゥルコには、海からしばらく視線をそらす強力で良い香りの理由があります。コーヒーです。非常に美しいビーチの近く、メキシコで最高のコーヒーのひとつであるプルマイダルゴを栽培するコーヒー農園があります。紛れもないコーヒーの香り、息を呑むようなオアハカ山脈の景色とこの停留所の人々の暖かさは、美味な中毒を創り出しています。オアハカのコーヒー農園は1872年から1874年の間、コチニール飼育が凋落した時に始まりました。

【メキシコのコーヒーの飲み方】
メキシコでは普通にコーヒーを飲みますが、特徴的なのがカフェデオジャ。
普通のコーヒーに、黒糖やシナモンを入れて飲みます。

【生産】
国際コーヒー機構(ICO)は毎年、世界のコーヒー生産国のリストを発表しています。ブラジル、コロンビア、ベトナムがそのトップを占め、メキシコは世界第11位の生産国です。現在、コーヒーは国の農業GDPの0.66%、農産品生産の1.34%を占めています。

メキシコは世界の主要な有機コーヒー生産国の1つとされており、栽培面積の3.24%がこの有機コーヒーに割り当てられています。メキシコは28,000トンの有機コーヒーを主に欧州連合(EU)に輸出しており、多様な生産者が存在します。その中には、男性や女性、先住民族、専門コーヒーに携わる人々、大規模生産者、小規模生産者、転換期にある生産者などが含まれます。

2018-2019年期には、メキシコのコーヒー生産量は前年度比で5.8%増加して400万袋に達すると見込まれており、コーヒー産業の競争力を高め、年間450万袋(60kg/袋)の生産を目指しています。また、2030年までに1500万袋の持続可能な収穫を実現するための基盤を築くことが目標です。

【市場】
メキシコのコーヒー輸出のうち、53.85%はアメリカ合衆国に向けられており、残りは欧州連合(EU)加盟国や日本、キューバ、カナダなどの国々に輸出されています。2016年には、メキシコの主要な輸出先はNAFTA加盟国、太平洋地域諸国、TLTCN加盟国、中国、欧州連合でした。

【メキシコにおけるコーヒー消費】
近年、メキシコでのコーヒー消費は増加傾向にあります。農業計画の予測によると、2030年には国内消費量が0.80百万トンから0.94百万トンに増加し、国内生産量は0.82百万トンから4.70百万トンに増加すると予測されています。これは、それぞれ16.48%と471.46%の累積成長を意味します。

メキシコは世界最大のコーヒー産地のひとつです。

【お土産にも!】
メキシコのコーヒー豆はお土産にも人気!
スーパーなどでも簡単に購入できます。

またおすすめなのが、スタバの豆。
パッケージのデザインが州ごとに違っていてとっても可愛いです。

ベラクルス州
オアハカ州
チアパス州


コーヒー好きの友達に、自分用に、メキシコ産のコーヒーを買ってみませんか?




参考


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?