Requiem

night_musicのコンセプトとして作った最後の楽曲。

オルガンのワンフレーズのLOOPとのセッション的に作ったと思います。
この当時はバンドの活動も行っておらず楽曲製作を続けていたのですが、
コンピューターでの楽曲制作にも慣れ、だんだん完成する曲が予定調和でつまらなく感じてきて曲が完成しても想定の範囲内で感動がなくなってきた時期でもありました。

そんな中、良いオルガンフレーズが出来たので仮のドラムをいれたら
のでギターを弾き始めたらスタジオでセッションをしてるように演奏に没頭できた。マリが同時進行で歌メロと歌詞を作り、ほかの楽器も重ねて一気に出来上がった

シンプルで無機質なLOOPがベースだた、歌やギターは人力で
曲の進行に合わせて感情があれば全体は有機的にもなる。

ギターや歌のテイクはラフなままなのですが、撮り直す気になれずそのまま
多分撮り直すと同じ雰囲気が出なくなるんだな、ライブ盤だと思ってます。

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Requiem
荒れ果てた 街の中
そびえ立つ 高い塔から
白い花 一つ投げる
その色は 誰に届くのだろう
儚げに 落ちる花
ひとひらの 雪に 変わるから
白い空 無限へと
その想い 運んでいくのだろう
愛という思いが  世界を紡ぎ
痛いほどの悲しみ 優しく包む
愛という思いだけが  幻の中
温かに 君へと 降り注ぐだろう
儚げに 落ちる花
ひとひらの 雪に変わるから
崩れかけた街を染めて 白い吐息
「ただ生きる」 その思いを 支えている
誰の腕にも 愛しい温もりがいる
止まない雪 ずっと
愛という思いが 世界を紡ぎ
痛いほどの悲しみ 優しく包む
愛という思いだけが 幻の中
温かに 君へと 降り注ぐだろう
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