卒業研究しています。
初職は美容師で大手の化粧品メーカーの研究所勤務でした。その会社の名前を冠した専門学校を卒業したのが私の職業人生のスタートでした。
まあ、その後はいろいろありましてキャリコンになって、就いた仕事が学生の就職支援の領域。
大卒ではない私が(しかも当時の美容学校は1年間で各種学校扱い)大学生の支援をするのは、やっぱりちょっぴりのいずさ(違和感=北海道弁)を感じていました。もっともっと知識が欲しいし、なんなら大学も卒業してみたい…と考えて、末っ子の大学入学と同時に通信制大学に入学しました。(実はその前3年間は科目等履修生として在籍していたけど、ほとんど勉強には取り組めず💦)
その末っ子は、既に社会人3年目になります。
私はといえば、途中で目標を見失っていた感じで、ダラダラと何科目か取りながら何年も過ごして来ました。
ところが、コロナ禍でオンラインでの研修が花盛りになると、もともとオンデマンド教材での勉強に慣れていたものですから、首都圏に出向かないと受けられない研修が自宅で受けられる!!と嬉々としてキャリア・プロフェッショナル養成講座、実務家教員養成講座と続けて学ぶうちに、自分がやりたいことが見えて来ました。
私のやりたいこと・・・それは「研究」でした。自分が好きで10年以上続けてきたことを、何も整理していなかったことに思い至りました。これまで積み上げてきたものを、何らかのカタチにしたいと思いました。
研究なんて、今までに一度もやったことが無いし、論文も書いたことがない・・・でもやってみたいなぁと思いました。そしてその場はどこにあるか?と考えた時に、なんだ、とても身近にあるじゃん。通信制大学で卒業研究できるじゃん。ダラダラやってきて見失っていた目標が再設定できた瞬間でした。
2022年度に卒業研究をして卒業するために、21年度は多くの単位を取ることと、先修条件の「心理統計入門」を取ることを目標にしました。この統計に苦しみました。実は履修登録をして流すことを2回繰り返していたのです。数字はハクション大魔王並みに苦手で、いくら説明を聞いても、なんのことやらちんぷんかんぷん・・・それでも、ここでクリアしないと、卒業研究ができなくなる!と一念発起で頑張りました。
新年度を前にして現在は、調査をお願いしている先への依頼文と承諾書の雛形を作成しています。何か考える対象があることはとても嬉しくて、一歩一歩着実に進めています。
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