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卒業研究のテーマ

中学生のキャリア教育をテーマに卒業研究をしようと思ったのは、昨年の夏でした。と前回書きましたが、その時は漠然とそう思っただけでした。

​私は自己開示の人で、自分が思いついたこと、考えたことをすぐ誰かに話しちゃう人です。これは小さい頃からなので、そうじゃない人もいると知ってとても驚いたものです。

ともかく今回も、いろいろな人に「こういうことしたいんだよねー」と話して歩きました。その頃は、『じゃあ、中学校キャリア教育でどんな研究がしたいの?』と聞かれても、「いや、なんかやりたいのさ〜」としか答えられず『いやなんかじゃダメじゃん笑』と反応が返ってきていました。

研究ってどうやって考えたらいいんだろう…。と思い、卒論の書き方の教科書をまずは読んでみて…で、結局、やはり先行研究を探すところからやりました。私の場合は、自分が中学校でやっている授業がどう役立つかを知りたいというか測りたいというところはあったので、それに近い調査研究みたいなのをずっと探していましたが、そうそう見つからない。見つからない〜と騒いでいると、それを聞いた友人が、『どうなればいいと思って、キャリア教育の授業やってるのさ。』と問いかけてくれて、「自分のことを理解することができるようになる」という授業のねらいに目が向きました。

ああそうか、私が授業で一番大事にしているのはそこだったよ。とロックオンできたので、それをどうやって調べるのかと考えられるようになりました。そして、こうやって考えるのってとても楽しいと思いました。

その後の紆余曲折はちょっと省きますし、正式な(?)テーマというかタイトルは論文を書く段階でいいよと言われたので、今のところは仮題ですが、こんな感じです。

【中学校のキャリア教育における生徒の自己内探索の発現について(仮)】授業を受けることで、自分のことを考えるようになるということを検証したいと思います。


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